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 米国株は大幅高だが・・・ 月末の売りもあって冴えない展開か!? 月初の買いには期待してみる!!

2022-07-29
 おはようございます。
 
 今朝も蝉の喧しさは相変わらずでそれでなくても暑い一日がさらに暑く感じる。昨晩もスコールのあった地域もあったようで、まさに熱帯という気候になっている。株式市場は米国では「適温相場」の再来を期待するようなことになっているが、日本の1980年代バブルが弾けたあとと同じで「夢をもう一度」ということなのだろうが、そういうわけにはいかないということだろう。予想を上回る決算も多いが株価が既に割高とされる銘柄などは上値も限られるだろう。

 日本市場では米国のリセッション入りで円安一服となっているが、インフレ懸念が薄れるということでもなく、逆に物価上昇のなかでの円高懸念ということになりそうだ。好決算も円安効果ということになれば米国の利上げが止まる、利下げがあるということになると、円安効果がはげることになり、買えない銘柄も出てくるということだろう。ただ、米国のインフレが止まるかどうかということにかかっており、最悪の場合米国発のスタグフレーションということになる可能性もある。世界的なインフレの動向は注意が必要だろう。
 
昨日に続き28,000円を試す動きとなりそうだ。ただ、週末、月末ということでの持高調整の売り買いもあるのだろうし、上値の重さが見られると昨日同様に手仕舞い売りに押されることになるのだろう。一方で空売りが積み上がっている銘柄も多く、月初の買い期待が強まれば買い戻しを急ぐ動きなどもあって上値を試すことになるのだろう。ただ、28,000円を超えると買うという動きはみられず、買い戻し一巡となったものから売られて、指数自体はまだまだ保ち合い継続ということなのだろう。
 
米国株が大幅高となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も堅調だが、昨日同様に日本市場は決算動向や目先の需給での動きに振らされそうだ。米国では決算発表に素直に好感する動きが多いのだが、日本では一時的な為替の効果が大きいということで円安一服となっている現状では好決算でも買えないということになっている。それでも好決算で改めて割安感が強まる銘柄などは買い直されて堅調となるものもあるのではないかと思う。月末の売りに警戒しながら月初の買いに期待して好決算銘柄の買い場を探すということで良いのだろう。
 
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