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 月初の買いに期待!! 今度こそ28,000円乗せが期待されるが・・・

2022-08-01
 おはようございます。
 
 猛暑のなかでの新型コロナウイルス感染拡大が続いているが、従来ほどの重症化リスクも少なく、経済への影響は特に大きくないようだ。それよりも米中問題が気になるところだ。尖閣諸島に中国軍の艦船が出没しているなど地政学リスクも取りざたされる可能性がありそうだ。月初の買いは期待されるが28,000円を超えてしっかりと28,000円台が定着するかどうかが注目される。

 また、円高に対する警戒も必要だろう。今回の決算発表が本格化しているが、好調な決算となった銘柄でも大半が円安効果ということでの嵩上げであり、本業が絶好調となっているところは非常に少ないと思う。実際にはまだまだ円安という水準であり、慌てることもなく、円安効果継続ということなのだが、下落のきっかけにはなりやすい。2015年夏の大暴落もきっかけは中国人民元の切り下げであり、世界的な金融緩和が終了するところで、為替なども要注意だ。
 
27,500円~28,000円の保ち合いとなっており、ここを上に抜けるのか下に割り込むのかで方向が決まりそうだが、28,000円を超えてもしっかりと28,500円を抜けてこないとまだまだ保ち合い継続ということになるのだろう。28,000円で上値が重いという状況が続けば今度は27,000円水準までの下落はあると思う。
 
週末の米国株が高かったこともあり、また買い先行となりそうだ。ただ、節目と見られる28,000円を超えてさらに買い急ぐというような材料があるわけでもなく、空売りが積み上がった銘柄の買い戻し一巡後にさらに買われるのかどうかということを見極める展開になりそうだ。米国株も目先的に買われすぎ感もあり、買い難さも出てくるだろう。好調な決算にも素直に反応できない状況でもあり、上値の重さを嫌気しながら指数に影響の大きな銘柄で指数を押し上げ、方向感に乏しい状況には変わりないだろう。
 
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