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 地政学リスクは一服だろうが、スタグフレーション懸念が強まっている!? いずれにしても買えない状況には違いない!!

2022-08-03
 おはようございます。
 
 相変わらず蝉が喧しいが台湾方面もかなり賑やかになっている。株式市場も反応しているように見えるが根底には金融緩和の終了が継続するということが株安というところに結びついているのだろう。日本企業の決算も想定通りというような感じでもあるが買われすぎ銘柄がさらに買われるなど目先の需給だけで動いているということなのだと思う。ここから決算発表が出揃ったところで買い戻し一巡となれば、全体的に大きく売られるということもありそうだ。

 ここで決算発表が出揃ってきて、中国関連から売られるということになると2015年夏の大暴落が頭をよぎる、「チャイナショック」といわれたが結局は米国の利上げに対する警戒からの信用収縮の動きでの大きな下落であったわけであり、今年の夏も要警戒ということだろう。金融緩和が終了するということを前提に考えることを始めても良いと思うので、やはり金利が上昇して影響を受ける企業、物の値段が上がって影響を受ける企業に関しては少し慎重に見ていても良いと思う。逆に価格転嫁できる企業でも割安感が強いということであれば、買いなのだと思う。
 
27,500円を下回らなかったことで今度はまた28,000円を試す動きになるだろう。27,500円~28,000円での保ち合いを前提として、今度は下値を試す動きになると思うし、さらに27,500円を割り込むような展開であれば一気に27,000円を目指すということになるのだろう。28,000円を超えても28,300円程度が上値ということで決算発表が出揃ってからは手仕舞い売りに押されるものも多くなると思う。
 
米国株は相変わらず冴えない展開となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が案外しっかりとしていたこともあり買い先行となりそうだ。ただ、月初の買いも終わるのかどうかということでもあり、上値を買い上がるような材料もなく、個別に好調な決算ということで買われるものや空売りが積み上がっているもの以外は上値の重い冴えない展開となるのだろう。中国の台湾への制裁や地政学リスクが高まるようであれば、すぐに売られるという状況で買い戻し一巡となったものから売られるという面もあると思う。
 
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