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 今日も月初の買いは期待されるが・・・ 台湾問題には警戒が必要だ!? 無いと思っているよりは有ると思っていた方がいいだろう!!

2022-08-02
 おはようございます。
 
 それにしても暑い日が続いている。最近では夜でも全く気温が下がらないというような雰囲気で、エアコンがないと生きていけないような状況だ。株式市場も熱くなれば良いのだが昨日の日本市場も月初の買い以外に買いが入らないような状況であり、好調な決算でも円安効果に過ぎないという面もあり冴えない展開が続いている。ただ、航空会社や百貨店などの決算も回復しており、景気が悪いということでもないのだろう。あとは賃金がしっかりと上昇するかどうか、非正規社員などの賃金が上昇するのかどうかなどが株価の上昇要因となるのだと思う。

 米国では「ゴルディロックスよ再び!!」という期待が強いようだが、FRB(米連邦準備制度理事会)が市場参加者の期待を裏切るようなことになると思う。下院議長の台湾訪問などで中国の出方次第では世界的な経済の混乱もあるのではないかと思う。実際に台湾進攻も現実化してくる可能性もあり、そうなると日本でも有事対応できる企業も少ないと思うし、大混乱となるのだと思う。軍事侵攻はないに越したことはないが絶対にないとは言い切れず、「中国リスク」は考えておいても良いと思う。軍事侵攻までは無いとしてもかつての米中貿易摩擦のようなことは起こる可能性は高いのではないだろうか。
 
28,000円を抜けきれないという状況で、月初の買いで指数が押し上げられてもまだ届かないという状況だ。いずれにしても28,000円を超えてさらに大きく買われるということでもなさそうで、これまでの保ち合い相場の範囲はまったく変わらないということなのだと思う。ここからは上値の重さが嫌気されて売られるというパターンで空売りが積み上がらない限り今度は下値を試すことになるのだろう。
 
月初の買いが続くのかどうかというところだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから売り先行となりそうだ。米下院議長の台湾訪問への中国の反応が懸念されるところでもあり、買い急ぐようなことはないと思う。月初の買いは続くと思われるので、指数に影響の大きな銘柄などはしっかりとした動きなのだろうが、中国関連銘柄などは冴えない展開となりそうだ。決算動向に反応することになるのだろうが、買い戻し一巡となったものから売られ、芳しくない決算発表でも買われたような銘柄は売り直されるだろう。
 
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