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株式市場、先物・オプション市場

 戻りを試すことになるのだろうが・・・ 本格的な上昇ではないと思う・・・

2022-10-14
 おはようございます。
 
 今朝も寒い朝でまさに冬という感じだ。曇り空も低く、どんよりとしているが雨は降っていない。株式市場は米国で乱高下となっているが、金融緩和の終了のハードランディングのさなかということなのだろう。日本では金融緩和が継続しているが、金融緩和の終了以外の売り要因として地政学リスクも高まっており、本格的に株を買い上がるということでもないと思う。慌てて売ることでもないという程度で特に企業業績の先行きに対しても楽観視はできず不安要素が多い相場ということだろう。

 昨晩の米国株の急騰もあくまでも買い戻しが主体ということでもあり、売られたものが買われるというだけの相場ともいえる。昨日発表されたファーストリテイリングの決算を見ても特に買いたくなるような決算でもなく、市場ではどのように反応するのかが注目される。まだ空売りが積み上がっている銘柄も多いが、本日戻り相場となると予想されるが、その際にどれだけ空売りが積み上がるかで、今後の動きも見えてくるのだと思う。いずれにしても昨晩の米国株の急騰が上昇トレンドへの転換の合図とは考えにくく、まだまだ下値模索の保ち合いのなかでの動きと考えて良いのだろう。
 
昨日の夜間取引では乱高下となったが、引き続き26,000円台が中心ということになるのだろう。空売りの買い戻しは見られるのだろうが、買い戻し一巡後は手仕舞い売りに押されるということになるので、まだまだ26,000円台を中心とした保ち合い相場が続くということだ。
 
米国株が暴騰したことから本日の日本市場は買い先行となりそうだ。ただ、米国でのインフレが終息したわけでもなく、日本でも物価上昇の懸念が薄れたということでもなく、寄り付きの買い戻しが一巡となった後は再度売られることになるのだろう。これまでの状況が変わったわけでもなく、逆に地政学リスクは高まっており、戻れば売りという状況には変わりないだろう。指数に影響の大きな銘柄も買い戻し一巡後のうごきに注目だ。
 
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