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株式市場、先物・オプション市場

 買い先行となるのだろうが・・・ チャイナショックへの警戒は怠らない方が良いと思う・・・

2022-10-25
 おはようございます。
 
 今朝も曇り空で昨日以上に寒い朝となっている。まさに冬到来という感じだ。株式市場は堅調な地合いが続いているが、決算発表の本格化を前に動きにくいということだろう。また、円安が進み介入がみられるなかで日銀の金融政策決定会合での金融政策の変更があるのではないかということも懸念材料となっているのだろう。

 日銀の金融政策決定会合でこれまで通りの金融緩和政策が続き、企業業績も円安効果で好調ということになれば上値を試す動きも期待される。ただ、一方であまり世間では報道されていないが香港株が暴落をしており、中国離れの懸念もさらに強まってくるのではないかと思う。昨晩の米国市場でも中国関連銘柄とされるテスラやナイキが大きく下落、アリババは暴落となっており、台湾有事をにらんだ「チャイナショック」の懸念も強まっているのではないかと思う。中国経済自体の鈍化が懸念されるなかでの政治リスクもあり、日本では米国以上に中国との関係が深いので買えない材料となりそうだ。昨日のファーストリテイリングの下落のように中国関連銘柄には注意が必要ということだろう。
 
まだ空売りも積み上がっておらず、買い戻し一巡後にさらに空売りが積み上がるかどうかということになる。基本的にはまだまだ保ち合い相場が続いているということなのだろうし、27,000円台に乗せると買い場を探すというよりは売り場を探すということになっている。27,300円程度が上値ということですぐに上値の重さを確認して再度27,000円を割り込むことになるだろう。
 
米国株が堅調、特にダウ平均が大幅高となったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となりそうだ。ただ、米国でも中国関連銘柄が売られているように、日本では中国との関係が米国以上に強いことから買えない銘柄も多くなりそうだ。香港市場に底堅さが見られればいいのだが、さらに下落するような展開になれば日本市場にも影響があるだろう。ドル売り介入をしていることから、日銀の金融政策決定会合での金融政策の変更も懸念され、昨日同様に買い先行ではあるものの上値が重いということになりそうだ。
 
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