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 月初の買いは入るのか!? 買い戻し一巡となったものから売られるのか!?

2022-11-01
 おはようございます。
 
 今朝は曇り空でいかにも冬の空という感じだ。本日から11月ということで株式市場も変化がみられるかどうかということになる。「ハロウィンに株を買い、5月に株を売れ」と言われるように、買い場ということになるのかどうかということだ。11月というと一昨年の11月はそれまでの日経平均23,000円~24,000円を上値としていたものが一気に抜けて27,000円まで上昇となった。強気な見方をすれば、米国の利上げ一服感やコロナ禍からの回復からの決算を受けての見直し買いで押し上げられるという可能性もある。

 逆に弱気に見れば、保ち合いの上限であり、中国の景気動向やインフレ懸念、さらに米国での利上げからの景気鈍化懸念などが売り材料となり、芳しくない決算や見通しを取りざたして売り急ぐということもありそうだ。いずれにしても上がれば大きな上昇になるのだろうし、下がれば大きな下落となるのだろう。波乱含みの11月となりそうだ。ただ、いずれにしても目先はともかく、長い目で見れば「買い場」となる可能性は高いのではないかと思う。
 
上値の節目とみられる27,500円を抜けたがまだ75日移動平均線を抜け切ったということでもなく、一目均衡表の雲のねじれの日柄で天井となった可能性もある。今日、明日の相場で値持ちが良い、あるいは堅調ということになれば、これまでの調整が一段落ということでさらに上値を試すことになる。逆に今日明日が軟調であれば75日移動平均線や雲に上値を押さえられるように再度下値を試すことになるのだろう。今の段階ではまだ保ち合いの上限と考えている。
 
米国市場は上げ一服となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調で本日の日本市場も堅調な展開が期待される。ただ、決算発表が本格化するなかで芳しくない決算を発表するなどもあり、買い戻し一巡となったものから売られるということになりそうだ。節目と見られる水準だけに、手仕舞い売りに対し、空売りの積み上がりが多い銘柄などが牽引して指数を押し上げることになるのかどうかということになる。ここが正念場だけに決算発表に反応して一段高となるかどうかというところだ。月初の買いも期待されるが、決算発表が本格化するなかでどこまで買えるかということになる。
 
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