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株式市場、先物・オプション市場

 今度は戻りを試すことになるのだが、まだまだ上値は重いのだろう・・・

2022-11-07
 おはようございます。
 
 だいぶ公園の木々も色づいているが、今朝も良い天気で冬らしくない感じだ。ただ、夕方から雨が降るということで天気が急変するようだ。株式市場も週末の米国市場は雇用統計の発表をどのように受け止めるのかということで乱高下となった。米国株がまだまだ本格的な上昇に転じたという雰囲気でもなく、特にナスダック指数が下値模索となっているように、将来活躍が期待される企業の期待が薄れて、新たに期待される企業が見えないという状況になっている。

 日本市場でも、今の業績が好調な銘柄はわかるが、将来の業績が好調な銘柄や将来の大企業が見えないということも株式市場の先行きが見えないということなのかもしれない。この週末もIPO銘柄などを少し見ていたのだが、相変わらず「上場ゴール」のような企業が多いこと、そして上場して資金ができると投資会社になっている企業などが多く、中身を伴って、成長を期待されての企業が非常に少ないような気がする。そして、案外オールド企業のなかに、ニッチで活躍してさらに飛躍しそうな銘柄も多いことに気が付いた。こうした企業を探して見るのもいいのかなと思った週末だった。
 
再度上値を試す動きになりそうだが、27,500円をしっかりと超えるということでもないと思う。改めて27,500円水準での上値の重さを確認することになると思う。当面は、25日移動平均線と75日移動平均線のどちらを抜けてくるのかということで、一目均衡表の雲の中での動きということで良いのではないかと思う。
 
週末の米国株が大幅高となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく上昇していたことから、本日の日本市場も買い先行となりそうだ。ただ、米雇用統計も今一つ方向感がつかめず、米金融当局高官のコメントで右往左往することになるのだろうが、金融緩和の終了がまだ続く、利上げは続くということで買えない状況には変わりないと思う。米中間選挙での政局の混乱や米中摩擦問題、地政学リスクなどもあり、決算発表も特に慌てて買い直すほどの決算でもなく、まだまだ方向感は見られず上がれば売られることになると思う。
 
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