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株式市場、先物・オプション市場

 日銀次第だが、おそらく何も変わらない!?  買い戻しが入るほど空売りが入っていないのではないか・・・

2023-01-18
 おはようございます。
 
 今朝も雲って寒い朝となっている。株式市場も日本市場は大きく売られたあと急反発となったが、米国ダウ平均が大幅安となるなど冴えない展開となっている。世界的な金余りの「ゴルディロックスバブル」が弾けた後の下値模索という状況であり、買われすぎ銘柄の修正安が続いているということだ。割高感が強い銘柄がまだまだ多く戻れば売りという状況なのだろう。景気が良くなって業績の伸びが期待されれば、買われすぎも買われすぎでなくなる可能性があるが、業績見合いでの調整が続くということだろう。

 日本市場は総じて割安という見方もあるが、日経平均に影響の大きな銘柄は買われすぎ感が強いものが多い。ただ、昨日のように「日経平均を買う」という動きは今後も見られると思うので、割高銘柄の修正安も限定的となるのだろう。それでも買われすぎには違いなく、ある程度のところからは買えない銘柄も多くなると思うので、指数の上値は限られるのではないかと思う。日経平均の銘柄入れ替えなどで買われすぎ銘柄の寄与度が小さくなれば、逆に日経平均はしっかりと上昇するのだろう。日銀の金融政策決定会合で特に何もなくても、今後も日銀の金融政策決定会合の度に金融緩和の終了が取りざたされ、買われすぎ銘柄が買えない状況が続くのだと思う。
 
今度は26,000円をあっさりと戻す形となった。積極的に買い上がる材料があったということでもなく、日銀の金融政策決定会合前に手仕舞いの買い戻しが見られたということだろう。指数に影響の大きな銘柄の空売りが日証金ベースではかなり少なく、買い戻し一巡から売られるものも多くなりそうだ。逆に日銀の金融政策決定会合の結果で大きく売られることになれば、空売りが積み上がり下げ渋りとなるのだと思う。当面は25,500円~26,500円の保ち合いと想定しておいて良いと思う。
 
米国市場ではダウ平均が大幅安となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も堅調ながらも上値の重い展開となった。とりあえずは買い先行となりそうだが、日銀の金融政策決定会合を控えて様子見気分の強い始まりとなりそうだ。金融政策決定会合で国債の利回り制限の撤廃など、金融緩和の終了を示唆するような発表があれば大きく売られるのだろうがおそらく何も変わらないということになるのだと思う。積極的に買い上がるような材料もなく、決算発表前に下がれば買い、上がれば売りという状況なのだと思う。
 
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