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 上値追いとなるのか!? 節分天井だと思うのだが・・・

2023-02-06
 おはようございます。
 
 立春も過ぎたが特に暖かさは感じない。株式市場は動き出したように見えるが、企業決算は芳しいものでもなく、スタグフレーション懸念はくすぶったままではないかと思う。一時期よりは取りざたされなくなっているが、ガソリンも高止まりしたままであるし、食品などの値上がりも続いている感じだ。決算発表が出揃ってくるなかで、やはりコスト増が懸念となっているものも多く、素直に円安に反応できない面も出てくると思う。

 節分天井となったのかどうかというところであるが、企業決算の動向を見ると金融緩和が続いてもすぐに業績が好転するというようなことでもなく、逆に円安がインフレを助長するということになると円安=株売りという場面も出てくると思う。いずれにしても日経平均などの上昇は一部の影響の大きな銘柄の空売りの買い戻しに過ぎないのだから、買い戻し一巡後、決算発表が出揃ったあとの修正安は気をつけた方がいいだろう。
 
まずは先週末の高値を抜けるかどうかということだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が抜けており、上値を試す動きも期待される。一方で、買える銘柄も少なく、指数先行で上げているだけということなので、買い戻し一巡から売り直されるとやはり27,500円が上値と認識されると思う。まだまだ27,500円が上値という意識でいいのではないかと思う。上値の重さが確認されるとあっさりと27,000円あたりまで下落となるだろう。
 
週末の米国株は上げ一服となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物はしっかりとした動きになっているただ、米中問題など地政学リスクもあり、上値の重い展開が続くだろう。円安を好感する向きもあるが、足元の決算も冴えないものが多く、買い戻し一巡となったものから売り直されるのではないかと思う。
 
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