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 SQ後にも買い戻しが入るのか!?  27,500円が底値なのか、上値なのか!?

2023-02-10
 おはようございます。
 
 少し暖かくなってきたのかと思ったが本日はとても寒い朝となった。日中も東京で2度までしか上がらないということでまだまだ冬ということだ。株式市場も米国株の急激な戻しなどが少し潮目が変わったという感もあり、またぞろスタグフレーション懸念が出ている。日本株は異様に強いが特に買われすぎ銘柄の買い戻しが主体と思われ、調整感が強まっていることには違い無いだろう。個別には好調な決算を発表する銘柄も見られ、特に円安効果だけでの業績上振れでない銘柄もあるので、そうした銘柄はしっかりと上昇となるのだろう。

 ただ、足元の業績が好調でも少し先を見ると設備投資が大きく伸びているわけでもなく、個人消費が盛り上がっているわけでもなく、また、新製品などが取りざたされるということでもなく、金融緩和が終了しないということはそれだけ景況感が悪いということだ。景況感が悪いということであれば、先を見ての株価を評価しても買えない銘柄も多く、買われすぎ銘柄の上昇は限界があるということだろう。バブルではないのだから、買われすぎがさらに買われる状況ではないということだ。
 
27,500円を割り込んで買いという形だが、戻りが鈍く、三羽烏のあとの出会い線で戻りもここまで、となるかどうかという形だ。再度27,800を試すことになるのか、27,500円を割り込むのかということで、その範囲から放れると大きく動くことになるのだろう。
 
米国株が売られたことや夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物の上値も重かったことから、本日の日本市場は売り先行となりそうだ。ただ、日経平均に影響の大きな銘柄の好決算を受けて指数が押し上げられる可能性もあり、また、オプションSQ(特別清算指数)算出に絡む売り買いでも寄り付きの動きは変わるだろう。寄り付きの売り買いが一巡となった後は決算発表も出揃った週末ということでもあり、目先的に買われていたものが売られ、売られていたものが買われるということになりそうだ。芳しくない決算も多く、出尽くし感が出るかどうかで動きが変わるだろう。
 
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