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株式市場、先物・オプション市場

 上がらないから売る! となるのかどうか・・・ 引き続き空売り次第だが・・・

2023-06-20
おはようございます。
 
 今朝は薄雲りで涼しい朝となっている。株式市場も米国株が休場となっている間に欧州市場でも軟調、日本市場も日経平均は大幅下落となるなど買われすぎ銘柄の修正安も見られた。ここまでも上がるから買う、買うから上がるという状況で、空売りの買戻しが主体で株価を押し上げて来た銘柄も多く、どこかで上がらないから売る、という状況になり、下がるから売るということになるのだと思う。バブルには違いないので、上がるところまでは上がるということなのだが、上がらなくなると下がるということになる。

 どこが上がらなくなるところかが分かれば苦労はしないが、米FOMC(公開市場委員会)や日銀の金融政策決定会合、そして米クワドルプルウィッチングが終わったというタイミングで上がらなくなるということもあるかもしれない。FOMCや金融政策決定会合で利上げや金融緩和の終了があると下がるかもしれないから空売りをしておく、そして何もなかったからヘッジを外すということで買い戻すという図式ではないかと思う。ここからは下がるから売るになるか、押し目だから買うということになるわけで、ここでさらに空売りが積み上がるかどうかで方向が決まって来るのだろう。買戻し一巡となったものがさらに売られるのかどうかということが注目される。

上値の目途となるのはまずは33,500円水準となりそうだ。その水準を抜けても33,800円が上値となるのだろうし、33,800円を抜けても34,000円が限界ではないかと思う。下値は33,200円が目途だが、この水準を下回ると32,500円あたりまで一気に下落するということもありそうだ。
 
TOPIXはしっかりとしているが日経平均に影響の大きな銘柄の買われすぎ感が強まっているのだろう。米国株が休場となったことでもあり、今週は特に注目される指標やイベントもなく、調整感が強まるのだと思う。買戻し一巡となったものから売られることになるのだと思う。逆にここでカラ売りが積み上がるようであれば堅調な展開なのだろうが良くて高値保ち合いなのだと思う。いずれにしても日柄か値幅の調整が見られるのだろう。
 
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