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株式市場、先物・オプション市場

 売り先行となりそうだが・・・ 33,000円の攻防となるか!? 33,200円をキープできれば・・・

2023-06-21
おはようございます。
 
 今朝も良い天気だが少し肌寒く、蝉も鳴いておらずまだまだ梅雨明けの雰囲気ではなく梅雨の合間の好天ということだ。株式市場もこれまでの急騰に次ぐ急騰という状況からは上げ一服となっているが、果たして梅雨の合間の好天ならぬ「上げ一服」なのか、梅雨明けならぬ「下落の始まり」なのかが注目されるところだ。先週の証券株の急騰やマザーズ指数やグロース指数の急騰を見ると最後の買いというような感じでもあり、主力銘柄から調整となってくるのではないかと思う。ただ、空売りが依然として積み上がっており、売り方の回転が効いてくるかどうかということになるのだろう。

 米国市場も日本市場も同じような状況であり、半導体関連銘柄などがカギを握っているような感じだ。指数自体、日経平均自体は上値が重い状況が続くと思われ、その間に買い戻しが進んで空売りが減れば、一気に調整となるのだろうし、逆に空売りが積み上がれば再度急騰が始まるということなのだと思う。ちょうど1980年代バブルの末期のような感じでもあり、「今日の高値が明日の安値」という雰囲気もある。先週末と昨日の下落、夜間取引の先物の下落が果たして押し目なのか下落の始まりなのかということだが、下落の始まりと思っていた方が対処は楽ではないかと思う。

上値は33,500円や33,800円という水準が目途となりそうで、下値は33,200円や33,000円が目先的には下値となるのだろう。ただ、一気に33,000円を割り込むと32,500円あたりまでの下落ということもある売るのだろう。本日は33,200円を上回った状態が保てるか、33,000円を割り込まないかが注目される。
 
米国株が軟調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく売られていたことから本日の日本市場も売り先行となりそうだ。目先的な過熱感も強いことから買われすぎ銘柄を中心に売られるのだろう。ただ、空売りが積み上がっている銘柄も多く、買戻しでどこまで下支えとなるのかが注目される。米国市場でも半導体関連銘柄などはしっかりとしているものも多く、日本でも半導体関連銘柄などを中心に指数を押し上げる可能性もありそうだ。日銀金融政策決定会合議事要旨の発表などで金融緩和の終了が取りざたされるようだと大きな下落になるのだろう。
 
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