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株式市場、先物・オプション市場

 下値を試す動きなのだろうが・・・ 売りが売りを呼ぶ展開になるのか!? 空売りが積み上がるのか!?

2023-07-07
おはようございます。
 
 今朝は梅雨が明けたかのような天気だがまだ蝉が鳴いていないので梅雨明けということでもないのだろう。株式市場は降れば土砂降りとばかりにこれまでの強気相場から一転して大きな下げとなっている。米国の好調な雇用指標なども利上げ懸念につながり、決算発表が本格化する前の手仕舞い売りに押されているということなのだろう。

 いったん下がり始めると今度は売られる材料を探しては売りたたくということなのだろうが、これまでは空売りが積み上がってすぐに反転するというケースが多かった。ここでも空売りが積み上がるかどうかということなのだが現状では空売りが積み上がるということでもない状況で、割安銘柄がどこまで下支えとなるのかということになる。あくまでも目先の調整と思われ、先安感が強まれば逆に買われすぎ銘柄の空売りも増えてくるのだろう。おそらくまだまだ下がると思うところが底値ということになるのだろう。

あっさりと33,000円を割込み、下値の節目とみられる32,800円を割り込み、さらに下値めどとされる32,500円や32,200円を試すことになりそうだ。この水準ではさすがに下げ止まると思うが、売りが売りを呼ぶ展開になればさらに32,000円前後までの下落となるのだろう。32,500円水準で下げ渋りとなれば、32,800円あたりまで戻りは早いと思われる。
 
米国株が大幅安となったことから夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安く、本日も日本市場は売り先行となりそうだ。少なくとも積極的に買い上がる材料には乏しく、指数に影響の大きな銘柄の空売りも減少しており、買戻し一巡となったものがさらに売られるということもありそうだ。週末の手仕舞い売りも嵩んで来るものと思われ、指数先行での下落となるのだろう。
 
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