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株式市場、先物・オプション市場

 買われすぎ銘柄から売られる展開か・・・ 好決算を発表して売られる銘柄も多くなりそうだ・・・

2023-07-21
おはようございます。
 
 今朝は涼しい朝となった。日中の最高気温も30度ということで決して涼しくはないのだが、涼しいような気がしてしまう。株式市場でも「高値覚え、安値覚え」ということで割高なのが当たり前というようなことが起きることがある。まさに今の日経平均や米国のハイテク銘柄がそのような状況で割高にあるのが当たり前というようなことになっている。これがバブルであり、昨晩の米国ナスダック指数の急落はこの買われすぎが修正された、ちょっとしたバブル崩壊という状況だと思う。PER(株価収益率)が200倍だ、500倍だということが正当化されているような状況はまさにバブルであり、買われすぎなのだが、それでもまだ買えるという状況がバブルなのだと思う。

 日本市場でも先んじてファーストリテイリングが上昇修正と増配を発表したにも関わらず売られており、米国でのテスラやネットフリックスの急落もまさに同じことが起きているということだ。ここから決算発表が本格化するなかで決算発表をきっかけにバブル崩壊ということもあるかもしれない。冴えない展開となるなかで空売りが積み上がるようであれば再度買戻しを急ぐ動きで急騰ということもあり得るが空売りが積み上がらなければ踏み上げ相場も終わり、値幅の調整が見られるだろう。業績面から見て割高なのか、割安なのか冷静な判断が求められることになるのだろう。

今度は下値を試す動きになりそうだ。32,200円~300円あたりで下げ止まるかどうかということだが、一気に32,000円前後まで下落という可能性もありそうだ。32,000円を割り込むところからは売り難くなりそうだが逆にいえばその水準までは売られるのだろう。上値は下落する25日移動平均線や基準線に押さえられることになり、切り下げる可能性が高いと思う。
 
米国市場はまちまちとなったものの、半導体関連銘柄などを中心に買われすぎ銘柄が売られたことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は軟調となった。これを受けて本日の日本市場は売り先行となりそうだ。指数に影響の大きな半導体関連銘柄などを中心に買い戻し一巡感から空売りも減少しており、買戻し一巡となった買われすぎ銘柄から売られることになるのだろう。米FOMC(公開市場委員会)や日銀の金融政策決定会合を控えた週末ということでの手仕舞い売りに押されるものも多くなりそうで、目先的に買われていたものから売られることになるのだろう。
 
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