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株式市場、先物・オプション市場

 下値模索が続くのだろう・・・ 31,200円~300円の節目を試す動きに・・・ 週末の手仕舞い売りに押されそうだ・・・

2023-10-20
おはようございます。
 
 今朝もいい天気で昨日のように「暑く」なりそうだ。10月下旬にさしかかるところで半袖で外を歩くなど異常気象ということなのだろう。株式市場もこれまでにない金利の上昇が見られ、地政学リスクが高まっているなかで、少なくとも積極的に買い上がるという状況でもないだろう。大きく売られて割安感が強まっているものや好調な決算を発表したものなどは買えるのだろうが、少し先を見ても不安が残るだけという雰囲気になっている。もちろん、悲観の中で相場が生まれ、懐疑のなかで育つわけであるから、買い場探しというものも見られるのだろう。ただ、目先的にはしっかりと底堅さが見られるまで手を出しにくいのではないかと思う。

 戻れば売りというような雰囲気の中でも割安感が強い銘柄などに底堅さが見られ始めれば相場全体も下げ止まるということにもなるのだろうし、日経平均が下がっても下がらない銘柄なども出てくると思う。決算発表が本格化するなかで買い難い面もあるのだろうが、好調な決算が期待されるものや大きく下振れることはないとみられる銘柄などは買い下がるつもりでいいのだろうし、ネットフリックスにみられるように大きく売られた銘柄などは決算を発表して買い直されることもあると思う。引き続き底値圏にある銘柄や割安銘柄には注目しておくといいと思う。

節目とみられる31,800円や32,000円を下回り、心理的な節目の31,500円も下回ったことでさらに31,200円~300円あたりまで下落となりそうだ。日経平均VI(ボラティリティ・インデックス)が高止まりとなっており、いったん下値を試す動きになると一気に動くということなのだろう。31,200円水準を割り込んでしまうと31,000円を割り込む水準まで下落となり31,000円を挟んでの下値模索となりそうだ。
 
米国株が軟調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売り直されたことから本日の日本市場も売り先行となりそうだ。長期金利の上昇が見られ、スタグフレーション懸念も取りざたされており、戻れば売りという状況なのだろう。下値を試す動きで指数に影響の大きな割高銘柄などを中心に冴えない展開となりそうだ。一方で、割安感が強い銘柄などは底堅さが見られそうで、下支えとなるのではないかと思う。
 
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