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株式市場、先物・オプション市場

 夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高いが・・・ 買う理由がわからない・・・

2023-11-24
おはようございます。
 
 昨日は天気も良く暖かかった。気温の変化が激しく体調も悪くなりそうだが、世間ではブラックフライデーで大騒ぎという感じだ。ブラックフライデーもいつの間にか日本に定着した感じだが、果たして今年のクリスマス商戦は盛り上がるのだろうか。インフレで物価が上昇していても消費が衰えなければ問題はないのだろうが、果たして消費がどこまで伸びるのかが注目される。

 企業決算の発表も出揃って振り返ってみても消費が増えたというよりはあくまでも価格転嫁ができた、あるいは円安となった、またはコストを削減したということで好調な決算となっており、消費が伸びないことには景気も良くならないということだろう。昔と違いお中元やお歳暮の需要も少ないのだろうし、お金を使うということがモノからコトに移っているとしても、いずれにしてもコロナ禍からの回復以上にインバウンドではない「通常の消費」が伸びているのかどうかが大いに注目される時期ということだ。

休日の間に上値の節目と見られる33,600円を超えているので、まずは33,600円を本当に超えるのかどうかを試すことになりそうだ。休日前と正反対に寄り付きの買いが一巡となった後に売られるということになるのではないかと思う。20日に付けた33,800円台半ばを超えないことにはまだ33,200円~300円、あるいは32,800円当たりの水準を試すことになるのだろう。
 
米国市場も休場となっていたが、特に材料もないなかで円安を好感して(?)夜間取引や祝日取引の日経平均先物が高く、本日の日本市場も買い先行となりそうだ。ただ、飛び石連休の谷間でもあり、引き続き持高調整の売り買いが中心で、上がれば売られ、下がれば買われるというような展開なのではないかと思う。地政学リスクや米国でのインフレ懸念も根強く上値は重いのだと思う。
 
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