主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 下値を試すことになると思うが・・・ 空売り次第ということなのだろう・・・

2023-11-22
おはようございます。
 
 天気は良いがキンと冷えた冬の朝と言う感じになってきた。株式市場も米国の利上げ打ち止め、そして利下げ期待ということから過熱していたが、ここへきて、景気減速「懸念」という雰囲気も見えて来た。金利低下は株式市場に取ってプラス材料だが、金利が低下するということがリスク回避や景気浮揚期待ということであれば、いったんは景気鈍化などを嫌気することになると思う。これまで適温相場の再来を期待しているのだろうが、景気が良いのに金利が上がらないということでの低金利ではないということだ。

 これからまだまだ金利情勢などを気にすることになるのだろうが、それでも目先的には感謝祭(サンクスギビング)の休暇ということでいよいよクリスマス商戦ということになる。クリスマス商戦がどこまで盛り上がるのか、景況感を測ることになるのだろうし、ここで消費が今一つということになると利下げ期待よりも景気鈍化が懸念されることになりそうだ。日本企業の足元の決算でも中国に対する懸念も根強く、中国の影響で業績が芳しくないというところも多いのではないかと思われる。地政学リスクも依然として警戒しなければならず、空売りが積み上がらないといったんは下値を試すことになるのではないかと思う。

米エヌビディアの決算も好調な見通しと伝えられたが時間外取引で特に買われているということでもなく、少なくとも上値が重い状況には変わりなさそうだ。いったん下値を試す動きなのだろうが、33,200円水準を割り込むと32,800円水準まで下落するのではないかと思う。上値の重さが嫌気されるのかどうかということになるが、特に買い上がる材料もなく、下値を試すことになるのだろう。
 
米国株は方向感に乏しく小動きとなったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られていたことから本日の日本市場は売り先行となりそうだ。米国での利上げ打ち止めから利下げまでを織り込んでの急騰局面はいったんは終了したということで手仕舞い売りに押されるものが多くなるのだろう。買戻しが一巡となったものから休日前の手仕舞い売りに押されると思う。
 
詳しくは無料メルマガや無料動画をご覧ください。(売り買いのシグナル銘柄一覧が見られるようになりました)
 → https://s-pyxis.com
 → https://youtube.com/live/r0Gaw2ozf_E?feature=share