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株式市場、先物・オプション市場

 今度は25日移動平均線が上値となるのか・・・ 38,500円の攻防か・・・

2024-03-15
おはようございます。
 
 昨日は幾分暖かく、桜のつぼみも膨らみ始めているようだ。株式市場は来週の日銀の金融政策決定会合や米国のFOMC(公開市場員会)を控えての持高調整、期末要因での持高調整が主体で右往左往する展開となっている。年初からの急騰相場が調整しているということには違いないのだが、現状ではまだ「押し目」として売り急ぐような動きもない。先高期待が薄れているということでもないのだろう。

 ただ、ここまでの上昇がバブルということであれば、押し目と思っていたところが最後の売り場となっており、半導体関連銘柄など買われすぎ感が強い銘柄が金融政策決定会合やFOMCで下落決定というようになる可能性もある。日本では少なくとも金融緩和の終了が既に始まっているので、日銀からはっきりと緩和終了(と行ってもあくまでも「正常化」ではあるのだが・・・)を示されるといったん大きく売られることもありそうだ。期末要因で一方向に動きやすい相場ではあるので、まだまだ波乱もあるのだろう。

引き続き25日移動平均線にサポートされた形となるのか、はたまた今度は25日移動平均線が上値となるのかが注目される。38,500円を維持できるのかどうかというところでもあり、25日移動平均線を超えれば大きく上昇、38,500円を下回れば大きく下落というようなことになると思う。
 
米国株が軟調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が冴えない展開となったことから本日の日本市場も売り先行となりそうだ。週末ということで買戻しがどこまで入るかということになるのだが、期末要因もあって一方向に動きやすい相場であり、まずは下がれば買い、上がれば売りというようなことになるのだろう。節目と見られる水準を抜ければ一気に大きな動きとなると思う。
 
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