主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 期末要因での売りが継続か・・・ 38,500円を維持できるのかどうかが注目される・・・

2024-03-14
おはようございます。
 
 昨日はいい天気だったが、風が強く、本日は幾分穏やかで春めいてきている。株式市場は「寒風吹きすさぶ」ということでもないが、暖かいなかでも春の風に煽られているという感じだ。政府の意向もあるのか、賃上げが大きくテレビなどのニュースで取り上げられているが、設備投資や消費が伸びないなかで賃金が上昇することで果たして企業業績の向上は見られるのか、ということになる。物価が上昇するなかで可処分所得が増えるのかどうかが問題であり、今後の物価動向などが注目される。

 これまで円安効果、コスト削減、価格転嫁で業績が好調ということだったが、円安一服、賃上げで果たして好調が維持できるのかどうかということになる。さらに日銀の金融緩和の終了が見られれば借り入れコストも気にしなければならない。そのような状況下で設備投資や消費が伸びるのかどうかということだ。あまり楽観的には見られないのではないかと思う。とりあえず賃金コストの上昇をどのように消化して行くのかを見てみたいものだ。

昨日までは25日移動平均線や38,500円という水準が底値という雰囲気になっていたが、果たして本日もその状況が続くのかどうかということになる。38,500円を割り込んで引けるようであれば、今後38,000円水準までの下落はあるのだろう。逆に38,500円を割り込まないとなれば38,000円台後半から39,000円前後での保ち合いということになるのだろう。
 
米国市場で半導体関連銘柄などが売られ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が軟調だったことから本日の日本市場も半導体関連銘柄などが売られて売り先行となりそうだ。期末の持高調整や日経平均の銘柄入れ替えの影響はまだまだ続くと思われ、上値の重さや戻りの鈍さを嫌気しては売られることになりそうだ。
 
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