主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 配当落ち分を埋めるのかどうかが注目される・・・ ちょうど節目の40,500円が落ち分と考えられ、40,500円を維持できれば堅調な展開が期待される・・・

2024-03-28
おはようございます。
 
 なかなか暖かくならないが昨日は日中は暖かかった。米国などでは週末はグッドフライデーということでいよいよ春も本番ということになる。株式市場は本日から4月相場で改めて新年度入りの持高調整の売り買いが見られることになるのだろう。新年度に対する期待も大きいが値上げなどもあり、果たして消費がどこまで伸びるのかが注目される。

 賃金も上昇しているということで金融緩和の正常化が行われたが、果たして可処分所得が増えているのかどうかということだ。インフレと言ってもコストプッシュ型のインフレであり、企業業績が好調と言っても価格転嫁、円安、コスト削減ということで業績が良いということであり、需要が増えているわけでないものも多い。本当に需要が増える、消費が増えるのかが注目されることだろう。決算発表が始まるところでも、売り上げが伸びているか、営業利益率が維持できているのかに注目したい。
 
配当落ち分を埋めるかどうかが注目される。40,500円が節目となっており、40,500円を維持できるようであれば買戻しを急ぐ動きなどもあって配当落ちを埋めるような動きから40,500円~41,000円水準での保ち合いとなるのだろうし、40,500円を維持できないとなれば40,000円を試すような動きも見られるのだろう。
 
米国株が堅調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も堅調だった。ただ、本日の配当落ち分を埋めるほどの上昇となっておらず、売り先行となりそうだ。寄り付きから配当落ちを埋めるほどの材料もないが、配当落ちを埋めるような動きになれば、一気に買われるような場面も出てくるかもしれない。期末の持高調整の売り買いが中心で、上がれば売られ、下がれば買われる状況には変わりないと思う。
 
詳しくは無料メルマガや無料動画をご覧ください。(売り買いのシグナル銘柄一覧が見られるようになりました)
 → https://s-pyxis.com
 → https://s-pyxis.com/asset/douga.html