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株式市場、先物・オプション市場

 37,000円の攻防になるのかな? 引き続きVI(ボラティリティ・インデックス)に注目!

2024-04-22
おはようございます!
 
だいぶ暖かい週末だったが、株式市場は波乱となっている。地政学リスクに加え、ここへきて米国でも利下げ期待が禿げただけでなく、利上げまで取りざたされるという状況であり、インフレ懸念、スタグフレーション懸念が強まっている。何といっても地政学リスクによって、原油などの価格が高騰するようなことになれば、日本市場としてはまさにスタグフレーションとなる危険をはらんでいるということだ。

さらに、半導体関連銘柄などの先行きに対しての不安や懸念が出てきたということだろう。これまでは生成AI絡みで行け行けどんどんだったもののが、調整感が出てきているということだ。積極的に買い上がるような材料もないということでもあるのだが、冷静に好調な決算を発表する銘柄などの買い場と考えてみてもいいかもしれない。ただ、割高銘柄に関しては好決算で買われても、それ以上に買い手が現れない可能性もあり、買われすぎか売られすぎかで判断する方がいいのだと思う。
 
下値の節目らしい節目が36,000円台前半まで見られず、戻れば売りということで上値が重くなれば、さらに下値を試すことになりそうだ。まずは37,000円台を維持できるのかどうかということなのだが、戻りも75日移動平均線までということで上値は重くなりそうだ。売りが売りを呼ぶ展開になるのかどうか、日経平均VI(ボラティリティ・インデックス)が落ち着くことが相場の落ち着きの前提となりそうだ。
 
米国株はまちまちだが、半導体関連銘柄などが売られたことから、日本市場でも半導体関連銘柄などの手仕舞い売り、見切り売りが続いて冴えない展開となりそうだ。空売りが積み上がっていないことで買戻しが入らず、買戻しが入らないから空売りも積み上がらないという状況になっている。ここからはさらに下値模索が続くということなのだろう。日銀の金融政策決定会合前に空売りが積み上がれば日銀次第で戻すのだろう。
 
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