主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 今日は買い先行で始まりそうだが・・・ 買い材料も特にないと思う・・・ 上値の重さが嫌気されると売り直されるのだろう・・・

2024-05-09
おはようございます!
 
今朝は少し涼しい朝で梅雨空が続いている。それでも晴れれば晴れたで熱くなるので、昔のような初夏の新緑の中の爽やかな暖かさが懐かしい。株式市場も波乱含みとなっているが、決算発表が出揃ってくる中でやはり慎重にならざるを得ないということなのだろう。日経平均などの指数も指数に影響が大きいから買われるというようなバイアスがかかって買われすぎている銘柄も多く、好調な決算もある程度織り込まれていることになってしまいそうだ。

業績面からみて割高感が強い銘柄なども多く、買われすぎということで好決算への反応も鈍くなっているものが多い。米国でも日本でもびっくりするような決算発表なども見られず、冴えない展開となっている。昨日のトヨタの決算発表も強烈な決算ではあるのだが、今期の見通しが慎重であり、為替の想定レートも円高にせざるを得ないということでもあり、反応しきれないということなのだろう。半導体株などは既に買われすぎ感が強く、ちょっとした金利の上昇などに反応して上がれば売りということになるのだと思う。引き続き割安銘柄がそこそこ下がったところなどを拾っておくというスタンスで良いのだと思う。
 
日経平均は75日移動平均線、TOPIXは25日移動平均線を回復できるかということが注目される。それでもこれらを抜けたとしても日経平均は25日移動平均線や基準線、TOPIXは遅行スパンがローソク足に上値を押さえられそうで、上値の重さが嫌気されると再度売り直され、日経平均は38,000円、TOPIXは2,700の水準を割り込んで下値模索となるのではないかと思う。
 
米国株が冴えない展開となったが夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は昨日の大幅下落の反動もあって堅調となった。これを受けて本日の日本市場は買い先行となりそうだが、明日のオプションSQ(特別清算指数)算出などへの思惑や円安を警戒する動きなどもあり、戻れば売りということになりそうだ。決算発表が出揃ってくる中で、今期業績に対しては慎重な見方も多く、少なくとも上値の重い展開となりそうだ。上値の重さがや嫌気されると手仕舞い売りに押されるのだろう。
 
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