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株式市場、先物・オプション市場

 買い先行となりそうだが・・・ どこまで買えるのか・・・ 上値の重さを嫌気する展開になるのか、週末の買戻しが続くのかに注目・・・

2024-05-10
おはようございます!
 
今朝も寒いくらいの陽気だが、天気は良く逆に言えば爽やかな朝という感じだ。株式市場は冴えない展開となっているが、日米では雰囲気が逆になっているような感じだ。米国では芳しくない経済指標などが見られるとインフレの鎮静化からの利下げが期待されており、日本市場では決算発表時の慎重な今期見通しなどにも関わらず利上げ懸念が台頭するというような感じになっている。

いずれにしてもどちらも買われすぎた銘柄は売られているということであり、決算発表が出揃ったところで株価の適正価格を探る動きということなのだと思う。特に難しく考えるということでもなく、日米共にスタグフレーション懸念が強いので割高感が強いところまで楽観的に買い上がることができないと言うことなのだろう。ただ、日本市場では指数に影響の大きな銘柄の買い疲れ感なども見られ、少なくとも空売りが積み上がらないと上値の状況は続くのだと思う。買われすぎ銘柄は戻れば売り、売られすぎ銘柄は下がれば買い、というスタンスで対処したい。
 
日経平均は75日移動平均線や雲の下限(先行スパン2)に上値を押さえられた形となっている。夜間取引では堅調な展開であり、節目と見られる38,200円~300円の水準を上回りそうで、さらに上値の節目となりそうな38,500円水準まで戻すかどうかということになる。ただ、25日移動平均線や75日移動平均線が収れんしている水準でもあり、戻りもそこまでということになり、再度下値を試すことになるのだと思う。
 
米国株が堅調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことで本日の日本市場は買い先行となりそうだ。ただ、空売りが積み上がっていないこともあり、オプションSQ(特別清算指数)に絡んでの買いなどが一巡となった後に上値も重くなるのだと思う。上値の重さが嫌気され、利上げ懸念が強いなかでは戻れば売りということで冴えない展開が続くと思う。
 
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