主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 日々是相場 -夕刊-   2025年12月1日(月)

2025-12-01
日々是相場 -夕刊-   2025年12月1日(月)
 
日経平均   49,303.28 円 ▼950.63円
≪東証プライム≫
売買高    23億9,230万株
売買代金  5兆3835億84百万 円
値上り銘柄数 299 銘柄
値下り銘柄数 1,269 銘柄
騰落レシオ(25日) 116.28 %
為替 1ドル=155.65 円
 
☆ 市況概況 ☆

利上げ懸念、金利上昇、中国景気鈍化懸念などから暴落

週末の米国株は堅調だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は冴えない展開で寄り付きは買い先行となったが、寄り付きの買い戻しが一巡となったあとは手仕舞い売りに押される展開となった。その後日銀総裁のコメントなどが伝わり、利上げ懸念が強まったことでさらに売り急ぐ展開となった。その後も中国の景気鈍化などを嫌気する動きも見られて戻りの鈍い展開となり、アドバンテストなどの下げがきつく、大幅安で前場の取引を終えた。

昼の時間帯も手仕舞い売りに押されて下値を試すような動きが見られ、後場も前場の安値を意識した始まりとなった。何とか値を保っていたが、いったん前場の安値を割り込むと今度は戻りの鈍さを嫌気して売られ、下値を試す動きが続いた。さすがに引けを意識する時間帯には買い戻しも見られ下げ渋りとなったが、戻りきらず安値圏で引け、大幅安だった。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じてさえない展開となった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物は散発的にまとまった売りが見られて指数を下押す要因となり、戻りが鈍いと再度売り直されてさらに下押す要因となった。

50,000円台を維持できるかというところだったが利上げ懸念や金利上昇、中国の景気鈍化懸念などから売り急ぐ動きとなった。買われすぎ銘柄を中心に戻らないから売るということで指数も下押した。ここからは戻り売りに押されて、戻らないから売られるという場面も多くなりそうで、利上げ確率が高まればさらに下値を試すことになるだろう。

☆ テクニカル分析 ☆
 
日経平均
 
25日移動平均線や基準線に上値を押さえられて下値を試す動きとなった。この水準から戻さないと25日移動平均線や基準線が下向きになり、さらに売り圧力が強まると思う。

詳しくは解説動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLOpTetyDMa2i0KagwugXljZVdnnDgcsBo