訪中記

2017-12-13
こんにちは。もしくは初めまして。琴葉(ことは)です。
ちょうど12/7~10で中国の海南島に行ってきたので、それについて書いていこうと思います。
……とはいうものの、めんどうなので写真はないです。そこそこ撮ったんですけどね。(とおっしゃっていますが、写真を用意してもらいました。 byアドベントカレンダー担当)
あと、東方キャラが旅行に行った体で書くといった感じのも数秒検討したんですが、黒歴史をネットに残す勇気がないので却下しました。


ということで、早速始めます。
まずは7日の早朝に羽田空港に向かいました。羽田は本当に便利ですよね。もう、成田を使ってたときは成田に行くこと自体が面倒だったんでね。
ちなみに、海南島には家族で行ったのですが、兄は留守番、父は一週間前に上海経由で出発済み、母は成田発香港経由で行くので、羽田発広州経由の私は一人です。なんなんですかねこの家族。

羽田では特になにもなく、搭乗ゲートを間違えたという小さい事件があったくらいです。チケットに○○番と書かれてる人はどうぞ~みたいなこと言ってて、「自分のにはそんなのないんだけど……」とか思って並んでたら列整理のお兄さんが気付いてくれました。危なかったです。

で、今回は中国南方航空を使ったんですが、この航空会社、日本出発便のくせに日本語話せる系搭乗員がいない・日本語放送がない、という絶妙なサービスの悪さを見せつけてくれました。
こういうとこなんですよね。中国のサービスの悪さ。あっそこ手抜くんだ……みたいな。この後もちょくちょく出てきます。
東方要素をここで出すと、中国東方航空はわざわざ「日本語を話せるクルーが数人いますので」云々言ってくれました。(実は東方航空は中国の中ではサービスがいいことで有名らしい)
微妙に困りますよ。飲み物頼むときに日本語使えないの。というか、一応JALとの共同運航便なんですよね乗った飛行機。どこに共同運航要素があったのか。
あっでも機内食はおいしかったです。初めて味のあるメロンを飛行機で食べて感動しました。

と、そんな感じで広州空港到着。海南島の三亜空港行きの便は10時間後に出発なので、空港で10時間暇をつぶしてました。市内行く勇気はありませんでしたとさ。
ここで悲しかったのは、夕方に入ったスタバで飲んだ紅茶ラテのせいで吐き気がし始めたので夜ご飯が食べれなかったことですね。いろんな意味で辛かったです。夜ご飯のお店まで決めてたのに……。
スタバで現金出したらなんだこの客みたいな顔されたのもきつかったです。当然ですけど国内線ターミナルなので日本人だと外国人扱いしてもらえないんですよね……。
あと、連絡用に入れたうぇーいwしんが、設定してないパスワードを急に要求してきて困りました。空港に着いて親に着いたよーと連絡した後、返信来たかなと思って見たときに要求されました。意味がわからないです。このためだけに4000円払ってイモトのWIFI借りたのに……。

でまあその後、25時前後に海南島に到着して、総部屋数が334室のホテルに泊まりました。そこでパジャマのズボンを無くしました。

翌日は海南島観光。「天涯海角」ってやつを観ました。大昔海南島に来た中国人が、この先にもう陸地はないんだ!って思って石に「天涯海角」と書いたそうです。

まあただの石なんですけど、ツッコミどころはそこじゃなくてですね。
確かに海南島からは広い海が見えるんですよ。大昔の人が勘違いする程度には。でも、肝心の石のある場所がですね、奥に陸地が見える場所にあるんですよね。
どういうことかと言うと、入江のへこんでるところに石があるんですよ。なのでどの角度から見てもこう半島みたいになってる部分が奥に見えるんですね。ここから先にもう陸地はないんだ!とか言ってるくせに。
もっといい感じの場所に石はなかったんでしょうか。半島の先っちょとか。これは中国が悪いわけではないですけど、やっぱりこういうところなんですよね。中国クオリティの絶妙な微妙さ。意地でも星5をつけたくない感じ。金で解決できないなにかみたいな。

その後は初日とは別のリゾートホテルみたいなところに行きました。楽しかったです。従業員が中国語理解できないとか、部屋ごとにアメニティが違うとか中国らしさに満ち溢れてました。あと、どうあがいても中国のシャワーは水圧が弱いです。
でも、部屋が謎の臭いにおいに満ち溢れていなかったので満足です。
数か月前に親戚一同で泊ったホテルで、夜みんなで集まる用に一部屋だけ予約した一番お高い部屋だけが臭かった事件があったので警戒してました。トイレのところの壁か床に穴が開いてたのが多分原因。
なんの生産性もない一日を過ごせて満足でした。

翌日の夜、帰りの飛行機が早い時間なので最初の日に泊まったホテルに戻ることになっていたのですが、頼んだタクシーがまた中華クオリティーでしたね。
乗ったらまず、なんでこんな遠いところに行くんだとか文句言われましたからね。タバコ吸いますし、前見ないでスマホいじってたししてました。
いわゆる白タクだったのがミスだったみたいです。(フォローしておくと、正規タクシーはこんなことありません。中国旅行の際は安心してください。ちなみに正規の方で外人だとバレると遠回りされて余分に運賃とられるので注意。防ぎようはないです)
面白かったのは、途中で一度運転している様子を撮影してたところですね。たぶん、ちゃんと仕事してる証明として雇い主に提出するためです。
徹底的に従業員を信用しない中国経営者の鑑です。私が経営者でも多分同じことさせます。

帰りは父と一緒だったのですが、そこでも中国クオリティを楽しみました。まず、チェックインカウンターの場所を聞くと二人に別々の答えされるという歓迎を空港を受けます。
次に搭乗の際に、チケットに鉛筆で線を引くだけという仕事をしている警察に遭遇します。労働生産性ゼロです。チェックではなく紙に印をつけるのが目的になってます。
中国は異様にセキュリティーが厳しいのですが、その理由が分かりました。一人一人の仕事がやる気のない適当なものなので、何重にもセキュリティーをしないとだめなんですね。

また、中国語ネイティブの父がいるということで広州観光に行ったのですが、そこでも地下鉄に入る際にする荷物のX線検査(中国では基本的にあります)でPC画面を全く見ないで雑談に興じる警察の方々がいて、空港に戻るときも、「爆発物防止」と称してなぜか10秒くらいただただ駅からでるのを邪魔されました。何も検査してないのになぜかただただ待たされます。ちなみに看板には1分お待ちくださいとあるのですが、10秒だけ待たされます。
帰りの飛行機では、わさびという名の劇薬をつかまされ、顔に近づけるだけで涙がとまらなくなるそばwithつゆ が完成しました。つゆ入れる容器がないので、そばの上につゆとわさびをどばーってしたら出来てしまいました。父も同じ罠にかかったそうです。口に入れた瞬間に目と鼻が死んでしまいすぐに吐き出す羽目になったので、流石に残してしまいました。しばらくそばは食べません。

そして羽田に帰還。夜景がきれいだったんですけどねー。トイレに行きたくてしょうがなかったせいでまったく堪能できませんでした。

まとめると、やっぱり中国は中国でした。基本的に人はいいんですよ中国人。優しいです。なんの面白みもないので省略しましたが、何度か優しさにお世話になりました。
ただ、仕事が適当なんですよね。中国人は仕事に対するやる気がゼロです。プライベートでみせる優しさを意地でも仕事には持ち込んできません。
まあ、日本が真面目過ぎるだけというのが実情でしょうが。
あと警備が厳しいですね。駅に入るだけでセキュリティーチェックなんですよね。すべての出口にチャック場所があり警官が三人はいるので、一つの駅に数十人は警官います。
そのくせ全員真面目にチェックする気ゼロという悲しみ。人的資源のロス、時間のロス、お金のロスなどかなり損してるなーと思いました。
(中国も最近はめちゃくちゃ電車多いです。広州でも11号線くらいまでもう出来てます)

ということで中国レポートは以上です。