令和5年度からの個人登録制度と今後の中学野球に関する説明会
2023-02-11

《参加者》
各校野球部保護者会代表者(2名以内)
各校野球部顧問
妻有BBP会長小林弘樹、妻有NEXUS監督真霜崇
《内 容》
・令和5年度からの個人登録制度について
・今後の中学野球の方向性について
本日、中条中学校にて上記説明会がありましたので報告します。
令和5年度からチーム登録だけでなく、競技者(個人)登録が開始され、どのチームに所属するかを選択できるようになります。
部活動地域移行化に伴い、クラブチームが全中への参加が認められることとなったことによるものです。
これにより、妻有NEXUSでの大会参加が可能となります(第四北越旗、県総体、オンヨネ)。
これまで、各中学校で『全軟登録』をしてきたわけですが、今年からどちらか選ぶことができるようになる歴史的な大転換期といえます。
2/11に各中学校顧問、保護者会長等への説明会を実施し、各中学校、NEXUSで足並みを揃え、この日以降に調査を行うこととしました。
サークルスクエアなどを通じて情報発信していくこともできたのですが、NEXUSに入会している生徒は情報を知ってて、知らない子は全く知らないということを避けるため、この日となったことをお許しください。
妻有BBPの考えとしても『どちらに登録するかは当事者(生徒・保護者)が選択すべきもの』と考えております。(小林会長)
よって、全軟登録をNEXUSに促すような勧誘活動をする考えは一切ありません。
ただ、妻有NEXUS立ち上げの際にはこの「令和5年問題」を見据えスタートしたことから、ここを目指してきたことは紛れもない事実です。
あくまでも、選択肢の一つとしてふさわしい団体と認知されるよう、組織の健全化や強化を図り、受入体制をさらに充実させるよう努めたいと思っています。
▼スケジュール(第四北越銀行旗に向けて)
2/11 情報公開(説明会)
2/17 各学校、NEXUSで『単独』or『合同』を郡市部長に報告
⇒ここが一番のポイント!
定員(10人)に満たない場合が考えられる場合は合同申請。
定員以上確定であれば単独申請可能。
2/28(月末)までに意向調査を実施し、登録申請を行う
▼質疑応答
Q.NEXUS登録とした場合、部活動には出ることはできなくなるのか。
A.○○中学校野球部に属すことは可能です。平日放課後にNEXUSの練習はナイター練習、紅白戦などしかできませんので、これまで通り部活動に参加することは可能です。
Q.NEXUSに入会しているが、今後も練習会には参加していいのか。
A.学校で登録した選手を締め出すことはしません。今までどおり『塾』と同じ感覚で参加してもらって構いません。
Q.新一年生保護者に聞かれた場合、どう答えればよいか。
A.妻有NEXUSは地域のクラブチームであり、他校の選手と一緒に野球を追求していくクラブです。上手い・下手ではなく、一緒にプレーし何を学んでいくかは自分次第ということです。
まずは入学する学校に属しながら、時期をみて入会するのもいいし、最初からNEXUS登録したい!でも良いです。
OBの高校生からも「ネクサスで仲間づくりができたことが一番大きな財産となった」という趣旨の声が多数寄せられています。
Q.NEXUSで登録する生徒が少なかった場合はどうなるのか。
A.定員(全軟登録は10人から)に満たなかった場合は、『合同』申請とします。なので、第四北越銀行旗に出れないということはありません。少なくとも、今年中里中に進学する6年生1名は野球部がないこともあり、専願登録を既にしたいと申し出があります。
Q.勝利至上主義のチームとなることの懸念は。
A.まず、勝利至上主義の定義は、「スポーツ競技などで、相手に勝つことを絶対的な目標とする考え方。中学や高校の部活動においては、行き過ぎた指導や長時間の練習による生徒への影響、暴力・体罰の発生による弊害などが問題視されていること」とされています。
どれも当てはまりません。
練習時間はやっても半日、一日練習はこれまで数度しかしたことがありません。行き過ぎた指導がないように、ライセンス取得の際には叩き込まれていますし、スポーツマンシップとは何かを理解した上で指導しています。
★日本スポーツ協会公認コーチ1(軟式野球)
監督:真霜崇 H28年取得
コーチ:村山健一 R2年取得
Q.中体連大会に参加するための認定基準は。
A.地域スポーツ団体等の参加の特例競技部細則
1 日本中体連が示した参加規定を遵守している。
2 継続的に活動し、都道府県軟式野球連盟に加盟している。
3 指導者は以下に示すいずれかの資格を保有している。
①日本スポーツ協会公認コーチ1(軟式野球)真霜崇、村山健一
②日本スポーツ協会公認コーチ3(軟式野球)
③BFJ公認野球指導者基礎Ⅰ(U-15)
※監督の保有を必須とするが、保有していない場合には、代表 者、コーチのうち最低1名の保有を必須とする。
4 大会運営、審判員派遣の依頼に対応できる人員を確保している。 ※審判員については、「一般財団法人全日本野球協会 アマチュア野球規則委員会公認3級審判員」以上の保有を必須とする。
国の基準は結構厳しいものでありますが、妻有NEXUS指導者、コーチに公認審判もいることから満たしているものと解しています。
年度初めに中体連主催の審判講習にも参加しています。
また、新潟県については、「今後取得する見込みのあるもの」と若干緩めのようです。
Q.妻有NEXUSはいわゆる「選抜チーム」じゃないのか。
A.『選抜』とは、多数の中から基準・目的に合ったものを選び抜くこと。とされています。
妻有NEXUSは、自分の発意で参加する形態を取っており、誰もが参加できるところから見ても、これは当てはまらないと思っています。監督が、○○中学校の□□君をスカウトしたことはありませんし、これからもありません。
「結果的にそうなっていれば同じ」と言う方もいますが、
制限をしたこともないし、来るもの拒まず、出るもの追わずでこれからもいくつもりなので、理解してもらうしかないと考えます。
長文となりましたが、今後も問い合わせがあればこちらを更新していきます。
問い合わせは下記メールで個別にお問い合わせください。
tsumarinexus@gmail.com