主な活動場所
愛知県一宮市を中心に動物介在活動、動物介在教育を実施しているボランティアグループです。

認定活動犬とハンドラーのペアで、高齢者福祉施設、障害者支援施設、教育現場を訪問しています。

 御礼と年末のご挨拶

2015-12-27
2015年も残すところあと4日となりました。

例年になく温かい12月という事もあり、師走である実感が今一つわかず、
掃除にも一切手を付けておりません!(笑)

さて、今年も沢山の教育施設・福祉施設を訪問させて頂きました。
どの施設からも温かく歓迎して頂き、感謝しております。
また、継続してご依頼頂ける事から活動の効果を実感しております。

数では18回の教育・訪問活動、
月1度のクラブ勉強会、
計4回のセラピードッグ適性試験を実施し、
計4頭のペアが合格致しました。

今年2月には京都文教短期大学で開催されました動物介在教育療法学会の教育支援犬Iの講師を務めさせて頂きました。
クラブからは、セラピードッグ達とハンドラー3チームがデモ犬として大活躍してくれました!

また、8月には仙台アニマルインターカレッジにおいても教育支援犬Iの講義を担当させて頂きました。貴重な機会を頂けたことに感謝いたします。

今年は、県外の他団体様からの見学のご要望や講義お問い合わせも多く、
教育支援犬、動物介在教育への関心の高まりを実感しています。

団体を発足したい、愛犬と地元で活動したい、どう始めたら良いでしょう?
というご相談も多く頂きました。

お伝えしたい事は沢山あるのですが、以下3点は特に大切だと思います。

●代表を務めるのであれば、何が起こっても責任を負う覚悟と、事故を未然に防ぐリスクマネジメントの知識。

●介在させる動物、ボランティア、対象者、受け入れてくれる施設、関係者全てにメリットがあること。

●活動の内容に適した犬の選定と育成を適格に行う正しい知識がある人材の確保。
  ドッグトレーナーさんでも、「活動中は犬に我慢させないといけないじゃないですか」と同意を求められることがあります。当クラブではハンドラーは自身の犬に絶対無理・我慢をさせない約束をしているとお伝えしています。
教育現場の場合、私達は”犬の先生”として児童の前に立ちます。犬が命令され我慢している様子を見て、子供達が犬・弱者は我慢させる・強制的に従わせて良いんだ、と受け取ってしまったら、暴力の肯定、暴力の連鎖に繋がりかねない危険な授業になる可能性があります。

私達の犬に対する態度、扱い方は、教育現場では責任重大である事、肝に銘じつつ、来年も楽しく、正しい活動を実施していきたいと思います。

今年も沢山の温かい応援のお言葉を頂きました。
心より感謝申し上げます。
どうぞ皆様、良い年をお迎えください。


代表 
檜垣 史 CPDT-KA