主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 SDGs6

2023-07-16

皆様、お元氣ですか?
5番目は「ジェンダー平等を実現しよう」です。
ターゲットは、女性の差別をなくす、女性の売買をなくす、強制的な結婚をなくす、家庭内労働を認める、女性の社会参加増進、出産の権利と健康を守る、男女平等の政策強化などです。
社会的な男女格差があってはいけないと思いますが、男性と女性はその身体的な作りが違うことは前提として捉えておく必要があります。社会の構造は国、地域によって違うのは当たり前です。それぞれの民族で風習も違えば、歴史も違います。男女平等は社会的に平等であることを目指しています。男性でも女性でも、それぞれ個人の能力は違うでしょう。一般的に男性は力が強く全体的な観察をし、女性は力が弱く細かな観察力があります。ですから、それぞれの能力に応じて社会での役割を果たせばいいのではないでしょうか?
それなのに、そうした特性を無視して、何でも同じにして議員や役職の数も同数にするというのは乱暴な話です。
ジェンダー平等は、女性の社会的価値を認めて、女性の権利を守ることが命題です。これまでの社会が男性中心であったことは確かですが、それにはそれなりの理由があります。これまで紛争や戦争のなかった地域はほとんどないでしょう。世界の歴史は戦争の歴史です。戦争は力のあるものが勝者となり、力のないものは敗者となって抹殺されてきたのです。このような世界では男性の力が必要とされてきました。今は違います。世界を平和な状態に維持するための努力が求められていて、そこには女性の見方も必要になっています。
このように、女性の権利が認められ、女性の力が発揮できている社会は平和な世界だと思います。
かつて日本では、1000年以上前に紫式部や清少納言など女性が文学界で活躍していました。
女性天皇もいましたし、尼将軍の北条政子もいました。さらに邪馬台国の卑弥呼がいたわけですから日本は昔から女性が活躍していたのです。
日本が2000年以上、王朝として継続できたのは、時に応じて女性の活躍の場を認めてきたからでしょう。天皇家も外敵の侵入は決して許さないという覚悟があったからでしょう。
それなのに、今は散々たる状態で、女性の権利や能力を認めないような風潮で、明治政府以降は海外の文化が優れていると思い込み、間違った考え方を広めています。
もともとあった、日本人の考え方こそジェンダー平等だったと思われます。女性の女性らしさが活躍するには、社会が平和でないと難しいでしょう。世界では、内戦、戦争が続いています。そうした国々では女性は常に泣かされています。
平和を維持することが、女性の社会的差別をなくせるのではないでしょうか?
日本は、そのことを世界に示せるだけの歴史を持っているのです。