主な活動場所
八木原小学校

 5年生と6年生の学校音楽鑑賞教室が実施されました

2022-06-24
6月22日(水)5年生と6年生の学校音楽鑑賞教室が実施されました

次代を担う子供達に向けて毎年50校程の訪問演奏をしていらっしゃる千葉県唯一のプロオーケストラである千葉交響楽団の皆様にお越し頂きました

生のオーケストラの演奏を聴く機会は貴重な経験となります

<プログラム>
①「カルメン」組曲より「トレアドール」
②アイネ・クライネ・ナハトムジークより第一楽章
③交響曲第5番「運命」より第1楽章
④楽器紹介♪どんな楽器がでてくるかな
⑤バレエ「ガイーヌ」より「剣の舞」
⑥タイプライター
⑦プリンク・プリンク・フランク
⑧ティズニー・ファンタジー


曲名を知らなくても、演奏を聴けば誰もが聴き覚えのある曲ばかりです

冒頭のカルメンのトレアドールも思わず手拍子したくなるようなスピード感ある鮮やかな演奏で、リズム良く刻まれるタクトに目を奪われたかと思えば、あっという間に子供達はグッと音楽の世界に引き込まれていきました

続く「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」「運命」異なる世界観に圧倒されながらも聴き入ります

弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器の紹介がありました

「タイプライター」は実際にタイプライターを打って演奏されていてタイプライターを叩く音、行の右端まで行ったことを知らせる「チーン」というベルの音は仕事に追われ忙しいオフィスの情景をユーモラスに描写していますが状況が目に浮かぶようでした

「プリンク・プリンク・フランク」は弦楽器のピチカート(弦を弾いて演奏)弓を使わずに指で弾いたり、楽器の後ろを手でこすったりして音を出して演奏していました

前の楽器紹介でバイオリンやリュート、ハープなど弦楽器の弦は羊の腸で作られ、弓は馬のしっぽで作られていると説明がありました

弓で演奏するのとは違った柔らかさが感じられました

アンコールは「ラデツキー行進曲」

指揮者の合図に合わせて子供達は手拍子をして盛り上げました

身体でリズムをとりながら聴く子、見える位置に頭を動かして一生懸命演奏を聴いている子

音楽を聴き取り、感じる心が一気に育ちました

最後に生徒代表の6年生からお礼の挨拶があり
、あっという間の1時間でした

そして、校長先生からお話があり

「音楽は国の境を越え、時の流れを越え、言葉の壁を越えて、世界中の誰もが楽しめて癒されて救われる素晴らしいものです

音楽は人の心にずっと残り、生き続けていくものだと思います

今日の演奏を心に留めて優しい気持ちで友達に接してくれれば、イジメや争いもなくなって、八木原小は素晴らしい歌声で満たされていくのではないかと思います

そんな優しさを持って低学年、中学年に接してください」

という内容でした

素晴らしい演奏と指揮で音楽の世界にいざなって下さった千葉交響楽団の皆様に心から感謝申し上げます

"公益財団法人千葉交響楽団" https://chibakyo.jp