主な活動場所
八木原小学校

 3年生の消防署見学(出前授業)が行われました

2023-01-31
1/24(火) 社会の「火事から暮らしを守る」の学習で火事から人々を守るために働く消防署の方の仕事について調べるとともに、災害から地域を守る活動を知り、その大切さを学びました

千代田分署より消防隊員さん6名、水槽車1台、救急車1台に来て頂きました

消防隊員の方と元気な挨拶をした後、救急車と消防車の見学をしました

コロナウィルスやインフルエンザ対策で乗車はせず、外からの見学となりました

救急車見学では「救急車に乗った事がある人?」という質問に、何人かの子供達が挙手していましたが、普段はあまり見る事の無い車内を見た子供達から「すごーい!!」と声があがりました

ストレッチャー、AED、点滴、注射等様々な道具が車内の棚に入れられていますが、地震や揺れ等で落ちてこない様に鍵がかかっています

中学校にドクターヘリが来る事がありますが、その際はまず、救急車の中で診察や応急処置を行ってからドクターヘリで移送するそうです

また、ドクターが車内に乗ると救急車は病室になるそうです


消防車は1500ℓの水が積載されている水槽車を見学しましたが、実際の火事ではこの水は5〜6分で無くなってしまうそうです

そのため、川や消火栓などから放水するためのホースが30本程積まれていて、このホースは1本で5kg程あります

沢山のホースを素早く運ぶ為に、電動の小型のホースカーという車も積まれていました

消防隊員は火事や災害、事故がおきた現場にかけつけて、火を消したり、人を助けたりするのが仕事です

隊員になると、まず6ヶ月間消防学校で訓練を行います

ここで、消防士としての知識、技能、忍耐力、体力を身につけるそうで、これらは実際に消火活動をする際に最も大切な事です

「消防士になりたい人?」という質問には誰も挙手しませんでしたが、これは子供達も消防士さんはかっこいいだけではなく、大変な仕事だと分かっているからかと思います

消防士さんは訓練をしていますが、多種多様な災害があり、常に恐怖心があるそうです

こうして命をかけて、私達の生活を守ってくれている消防隊員の皆様に改めて感謝したいですね

救急車・消防車の見学の他に体育館で火事についてのDVDを見ました

「火事はあっという間に人の命や家を奪ってしまうので、子供達だけでの火遊びは絶対にやめましょう!」という内容でした

ここで、父兄の皆様にお願いです

子供達に正しい火の使い方を教えてあげて下さい

☑火事のニュースなどが流れている際に、火の恐ろしさを教える

☑子供は大人の真似をするので、マッチやライターは子供の手の届かない所に片付ける

☑アイロンは直ぐに片付ける

☑ガスコンロを少しでも離れる時は、火を消す

☑花火をする時は、必ず大人と一緒に行い、燃えやすいものの側ではやらない。危険な遊び方はしない

今一度、ご家庭で話してみて下さい

今回、先に消防車を見学してからDVDを見るグループと、DVDを見てから見学する2グループに分かれ、その後、体育館で消防団の方に質問をする予定でしたが、なんと、後半のグループが見学をする少し前に出動要請があり、後半グループは消防車の周りを1周した後、消防車が出動するのを見送って終わってしまいました…

救急車は既に出動してしまいました

消防隊員の皆さんも全員出動してしまったので、質問は事前に質問事項を出していた回答を頂き、各教室で行いました

まず先生から、消防車の見学が出来なかった子達が、文句を言わずに戻ってこれた事を褒めたい!そして、見学が出来た子達は、相手の気持ちを考えて自慢しないで欲しいです。と言うお話がありました。

とても大切な事です。そして、人を思いやったり、我慢できたりする姿はさすが3年生だなと感じました。

質問は
Q.どの時間帯に火事が起きやすいですか?
A.どの時間にもおきますが、夜間帯が多いです
Q.火事の原因は何ですか?
A.たばこ、焚火、放火など

これら21件の質問に回答を頂いていました

人々の命や財産を一瞬で奪う怖い火災

火を取り扱う時には充分注意しないといけないという事を再認識しました

学習したことを基に火災から地域や自分自身の安全を守るために自分たちにできることなどを考えたいですね

お忙しい中、来て頂いた消防隊員の皆様に改めて感謝したいと思います

ありがとうございました

また、火災の知識をつける為に下記サイトを参考にしてみて下さい