主な活動場所
八木原小学校

 5年生が『稲作体験』で脱穀を行いました

2023-10-27
10月25日(水)5年生が『稲作体験』で脱穀を行いました

干して乾燥させた稲の穂先から籾(もみ)を落とすのが「脱穀(だっこく)」

体育館にブルーシートを敷き、ギャラリーの手すりに干しておいた稲の束を並べます

藁を脱穀する人、脱穀した藁をバケツリレー式に運ぶ人に分かれて作業します

脱穀機の稲置台に稲束を丁寧に並べていくと籾(もみ)だけがバケツに出てきました

脱穀した藁は、保護者の方々が8束ずつ麻紐でまとめていきます

途中で脱穀機が止まってしまったため、昔ながらの足踏み式の機械を使用することになり、珍しい機械に「すごい!やりたい!!」とみんな興味津々でした

脱穀の合間にほうきで掃いていると、「私がやります!」と声をかけてくれる子や、ギャラリーを掃除している子の姿も見えました
自ら進んで動く姿にとても頼もしさを感じます

脱穀後、籾すり機(もみすりき)で玄米に仕上げます

籾殻を取り除くことを脱稃(だっぷ)というそうです

今はコンバインという農業機器で稲刈り・脱穀・籾の選別・藁処理を同時に行う農家さんがほとんどだそうで、こうして米作りの工程を体験できることが貴重な知識と経験になります

残念なことに今日は籾すり機の調子が悪く、脱穀が終了したところで作業は終了
米袋2つ分の籾が出来ました

掃除をし、ボランティアさんにお礼をします

みんなで籾すりの作業をすることは出来ませんでしたが、ボランティアさん達が残って作業をして下さり、無事に玄米にすることが出来ました

自分達で大切に育てたもち米です

こぼれた稲穂や細かい稲穂を大事に拾い集めて無駄にしないように一生懸命作業する姿も印象的でした

食べることは生涯にわたって続く基本的な営みです

稲作体験を通して食べ物を大切にする心も育っていることも子供達の姿から伝わってきました

1月の収穫祭が楽しみですね!

今回もたくさんのボランティアの皆様、保護者の皆様に子供達の貴重な体験をサポートしていただきました

ご協力ありがとうございました