絵本の紹介③「はなたれこぞうさま」+「いぬとねこのおんがえし」
2024-03-08
こんにちは。
勝手に始めた絵本の紹介も3作品目になりました。
今日もお時間ありましたら、最後までお付き合いください🎵
絵本選びって個性が出ますよね~
いろいろなジャンルを我が子に読んであげたいと思っているのですが
どうしてもメッセージ性のあるもの、昔話、そして
睡眠導入剤になりそうな話に寄りがち。。。
そんな偏りのあるわたくしの選択した本の中から今回ご紹介するのは

『はなたれこぞうさま』
ぶん 川崎大治 え 太田大八
花を育てて売り歩く働き者の男の話。
働き者の男は毎日一生懸命花を育て町で売り歩いておりました。
売れ残りがでたときは、せっかく一生懸命育てた花だからと
帰り道にある橋からおとひめさまに差し上げていました。
ある日、全く売れない、これでは米も買えぬとしょんぼり。
帰り道いつもの橋から川をみていると・・・
おとひめさまの使いの者があらわれて
『いつものお礼に』と
何でも願いを叶えてくれる「はなたれこぞうさま」をいただきました。
はなたれこぞうさまは何でも願いを叶えてくれる。
米が欲しい、着物がほしい、家が欲しい・・・
男の願いは次第にエスカレート。
そして、働かなくなった男が最後に得たものは・・・

王道の日本昔話‼
真面目な働き者が、欲にまみれて天罰が下る。
『大欲は無欲に似たり』
でも、おとひめさまもイジワルじゃない??
人間こんな便利アイテム出されちゃ、欲出しちゃうに決まってんじゃん。
おとひめさまってツンデレ?浦島太郎さんも最後やられましたよね。
でもこの手の話って日本的ですよね。
『汗水垂らして働くことこそ美徳』
確かに、とっても勤勉な日本人たちが、
日本をすばらしい近代国家に導いてきました。
戦後からの復興のスピードは後にも先にも例がないほど。
勤勉で細やかな日本人だからできたことですよね。
しかし、海外の方からみると『そこまで働いて~』と
どちらかというとヒカれちゃってるところも。
実際、外資系企業の友人(ちょっと偉い人)は社内の昇進基準を
『一生懸命働く人』よりも『効率よく働く環境を作れる人(仕事を人に割り振り上手な人)』としていると話していました。
『汗水たらして~』から『効率化』とか『フレキシブル』など
働き方も変わっていくのでしょうね。AIの時代も迫ってきていますし。
さて、話を絵本に戻しますね。
この絵本の絵を描かれている太田大八さん。
他にもたくさんの昔話の絵を描いていらっしゃいます。
今回私が借りた本の中にも作品がありまして。
そちらも、オマケってことで紹介させてくださいね。

『いぬとねこのおんがえし』(日本民話)
簡単に紹介します。
長者さんが泥棒に大事にしていた宝物を盗まれてしまうが
飼っていた犬猫が長者さんのために取り戻してくれた。ってお話。
(いや、これじゃ簡単にすぎるので、もう一度。)
長者さんが盗まれた宝物っていうのが仏様?観音様?
毎日この神様に手を合わせてたからお金持ちなんだと思った泥棒。
それがまた、思った通り。盗んだ泥棒、たちまちお金持ちになり、
盗まれた長者さんは、たちまち貧乏になってしまいました。
貧乏になったけれど、飼っていた犬猫は最後まで大事にしていましたが、とうとう
食べさせ育てることができなくなってしまいました。そこで
『もう飼ってあげることできなくなったけど、どうか幸せでいてくれ』と犬猫を旅立たせることにしました。家を出た2匹は今までお世話になった長者さんのために宝を取り返してあげようじゃないかと泥棒探しへ。
思ったよりもあっさり泥棒にたどり着いた2匹。泥棒の目を盗んで宝物を取り返し
長者さんの元に持って帰ったら、長者さんはたちまち元のお金持ちに戻り、犬猫も
幸せに暮らしましたとさ。ってお話です。
話の内容も、安定のTHE昔話だからなんか安心できる~。
子供にも『恩を忘れない』ってことを教えられる🎵
そして、とっても優しいタッチの絵。
寝る前に読んであげる絵本の『絵』なので
チカチカしない優しさ💓(元気いっぱいの絵もワクワクはありますけどね)
例えるなら、田舎のおじいちゃんおばあちゃんの優しさって感じ
(完全に個人の意見ですww)
もしかしたらみなさんも一度は見たことのある画家さんかもしれませんよ。
機会があれば、図書館などで探してみてはどうでしょうか。
話の内容は両作品とも『オチ』が予想できる~って定番物の昔話だけど
それもまた民話・昔話のいいところかもしれないですね。
今回も『個人の意見』としてお読みいただければと思います。
絵本紹介③+オマケにお付き合いいただきありがとうございました。
我が家にも『はなたれこぞうさま』来ないかなぁ~
勝手に始めた絵本の紹介も3作品目になりました。
今日もお時間ありましたら、最後までお付き合いください🎵
絵本選びって個性が出ますよね~
いろいろなジャンルを我が子に読んであげたいと思っているのですが
どうしてもメッセージ性のあるもの、昔話、そして
睡眠導入剤になりそうな話に寄りがち。。。
そんな偏りのあるわたくしの選択した本の中から今回ご紹介するのは

『はなたれこぞうさま』
ぶん 川崎大治 え 太田大八
花を育てて売り歩く働き者の男の話。
働き者の男は毎日一生懸命花を育て町で売り歩いておりました。
売れ残りがでたときは、せっかく一生懸命育てた花だからと
帰り道にある橋からおとひめさまに差し上げていました。
ある日、全く売れない、これでは米も買えぬとしょんぼり。
帰り道いつもの橋から川をみていると・・・
おとひめさまの使いの者があらわれて
『いつものお礼に』と
何でも願いを叶えてくれる「はなたれこぞうさま」をいただきました。
はなたれこぞうさまは何でも願いを叶えてくれる。
米が欲しい、着物がほしい、家が欲しい・・・
男の願いは次第にエスカレート。
そして、働かなくなった男が最後に得たものは・・・

王道の日本昔話‼
真面目な働き者が、欲にまみれて天罰が下る。
『大欲は無欲に似たり』
でも、おとひめさまもイジワルじゃない??
人間こんな便利アイテム出されちゃ、欲出しちゃうに決まってんじゃん。
おとひめさまってツンデレ?浦島太郎さんも最後やられましたよね。
でもこの手の話って日本的ですよね。
『汗水垂らして働くことこそ美徳』
確かに、とっても勤勉な日本人たちが、
日本をすばらしい近代国家に導いてきました。
戦後からの復興のスピードは後にも先にも例がないほど。
勤勉で細やかな日本人だからできたことですよね。
しかし、海外の方からみると『そこまで働いて~』と
どちらかというとヒカれちゃってるところも。
実際、外資系企業の友人(ちょっと偉い人)は社内の昇進基準を
『一生懸命働く人』よりも『効率よく働く環境を作れる人(仕事を人に割り振り上手な人)』としていると話していました。
『汗水たらして~』から『効率化』とか『フレキシブル』など
働き方も変わっていくのでしょうね。AIの時代も迫ってきていますし。
さて、話を絵本に戻しますね。
この絵本の絵を描かれている太田大八さん。
他にもたくさんの昔話の絵を描いていらっしゃいます。
今回私が借りた本の中にも作品がありまして。
そちらも、オマケってことで紹介させてくださいね。

『いぬとねこのおんがえし』(日本民話)
簡単に紹介します。
長者さんが泥棒に大事にしていた宝物を盗まれてしまうが
飼っていた犬猫が長者さんのために取り戻してくれた。ってお話。
(いや、これじゃ簡単にすぎるので、もう一度。)
長者さんが盗まれた宝物っていうのが仏様?観音様?
毎日この神様に手を合わせてたからお金持ちなんだと思った泥棒。
それがまた、思った通り。盗んだ泥棒、たちまちお金持ちになり、
盗まれた長者さんは、たちまち貧乏になってしまいました。
貧乏になったけれど、飼っていた犬猫は最後まで大事にしていましたが、とうとう
食べさせ育てることができなくなってしまいました。そこで
『もう飼ってあげることできなくなったけど、どうか幸せでいてくれ』と犬猫を旅立たせることにしました。家を出た2匹は今までお世話になった長者さんのために宝を取り返してあげようじゃないかと泥棒探しへ。
思ったよりもあっさり泥棒にたどり着いた2匹。泥棒の目を盗んで宝物を取り返し
長者さんの元に持って帰ったら、長者さんはたちまち元のお金持ちに戻り、犬猫も
幸せに暮らしましたとさ。ってお話です。
話の内容も、安定のTHE昔話だからなんか安心できる~。
子供にも『恩を忘れない』ってことを教えられる🎵
そして、とっても優しいタッチの絵。
寝る前に読んであげる絵本の『絵』なので
チカチカしない優しさ💓(元気いっぱいの絵もワクワクはありますけどね)
例えるなら、田舎のおじいちゃんおばあちゃんの優しさって感じ
(完全に個人の意見ですww)
もしかしたらみなさんも一度は見たことのある画家さんかもしれませんよ。
機会があれば、図書館などで探してみてはどうでしょうか。
話の内容は両作品とも『オチ』が予想できる~って定番物の昔話だけど
それもまた民話・昔話のいいところかもしれないですね。
今回も『個人の意見』としてお読みいただければと思います。
絵本紹介③+オマケにお付き合いいただきありがとうございました。
我が家にも『はなたれこぞうさま』来ないかなぁ~