高野原ウォーキングクラブ 0007

2025-09-01
「第3回ウォーキング 笑いとハプニング!袋田の滝ウォーキング珍道中」
先月は熱中症警戒アラートで中止となったウォーキングですが、2ヶ月ぶりとなる今回8月28日は、暑さに負けず袋田の滝を目指しました。待ち合わせ場所の佐和駅には、幹事の私が予定より15分早く到着。まだ誰もいない改札前で、この暑さの中、本当にみんな集まるだろうかと少し不安になりました。
しかし、一人、また一人と仲間たちが集まり、なんとこの暑さにもかかわらず6人もの参加者が!経験者3名と、男性1名、女性2名の新人さん3名という、新鮮な顔ぶれです。自己紹介を終え、いざ出発!と意気込んだその時、Aさんが「財布にお金がない!」と焦りの声を上げました。切符購入のため、慌てて財布の中を確認したところ、違う財布を持ってきたことが判明。幸い、リーダーが切符代を立て替えてくれ、全員無事に電車に乗り込むことができました。

●奥久慈清流ライン」で夏の終わりを感じる
佐和駅から水戸駅で乗り換え、水郡線に乗ること約80分。別名「奥久慈清流ライン」と呼ばれるこの路線は、車窓から久慈川の美しい景色が楽しめます。窓の外には、清流で鮎の友釣りを楽しむ多くの釣り人たちが見え、夏の終わりを感じさせました。6人はおしゃべりに花を咲かせながら、久々のウォーキングに胸を弾ませました。

●汗だくで到着!それでもやっぱり絶景
袋田駅に到着し、まずは記念撮影と準備体操。そして、袋田の滝まで約3.3kmの道のりを歩き始めました。気温30度を超える中、休憩する人もなく、ただひたすらに歩きます。橋の上でようやく涼しい風を感じ、一息。橋の下をのぞき込むと、小さな魚が泳いでいるのが見えました。Bさんが「鮎かな?」と尋ねると、Cさんが「あれは『はや』だね」と即答。約60分間の熱き暑中ウォーキングの末、ついに袋田の滝に到着しました。

●滝のマイナスイオンと、お騒がせな仲間たち
8月後半は雨が少なく、期待していたほど水量は多くありませんでしたが、それでも滝の迫力は満点。ここでは全員で記念写真を撮り、上部の滝見台へ移動しようとした時、背後から「水筒を忘れていませんか?」と声がしました。振り返ると、なんとDさんが「私のです!」と手を挙げ、一同から「やれやれ」の声が上がりました。
滝を散策した後は、お茶屋さんで遅めの昼食をとり、名物のリンゴパイも購入しました。帰路も同じ道を歩きましたが、行きとは違い疲労からか口数が減り、「暑い、暑い…」とつぶやきながらも、予定通り水郡線に乗車。帰りの電車は、まるで示し合わせたかのように全員がぐっすり夢の中でした。

●大成功の珍道中!
佐和駅に集合してから約7kmを歩き、15時50分に佐和駅に帰着。全員が「ようやく着いた」と安堵の表情を見せる中、またもやDさんが「乗車券がない!」と大騒ぎ。ポケットやリュックを慌てて探し、見つかった瞬間には全員から再び「やれやれ」の声が上がりました。
このようなハプニングの連続でしたが、全員が無事に帰宅できたことが何よりです。そして、今回のウォーキングで最も嬉しかったのは、初めて参加された方の感想でした。「水郡線に乗ったのは初めて。自動車とは違う風景で楽しかった!ぜひ次のウォーキングにも参加したいです」という言葉は、私たちの活動の大きな励みになります。

次回のウォーキングは9月25日(木)、「水戸学の道」を歩こう(水戸城遺跡の散策)です。皆様のご参加をお待ちしています!