主な活動場所
亀山市関町萩原172-3
亀山市関町萩原172-3
亀山市の公共交通をアップデート!学生向けコミュニティバス無料化の実証実験へ
2026-05-26

皆さん、こんにちは。
関南部地区まちづくり協議会会長の佐藤です。
先日、「亀山市運賃協議分科会」に出席してまいりました。今回の主な議題は、持続可能な地域公共交通の実現に向けた**「コミュニティバスの利用促進事業」**についてです。
結論から言うと、今年の夏から秋にかけて、市内の小・中・高校生を対象としたコミュニティバスの無料乗車キャンペーンが実施されることになり、全会一致で承認されました!
地域の課題解決は一足飛びにはいきませんが、こうした実証実験を通じて少しずつ(漸進的に)より良い形を作っていくことが大切だと感じています。会議の内容と、今後の展開についてご報告します。
どんなキャンペーン?
将来の公共交通の利用者確保と、車以外の移動手段への「行動変容」を促すことを目的に、以下の期間で学生向けの無料券が配布されます。
夏休み期間(7月21日〜9月30日):まずは気軽にバスに乗ってみる機会の創出!
2学期(9月1日〜9月30日):主に高校生を対象に、通学などの潜在的なニーズを検証。
対象となるのは、三重交通路線(さわやか号、野登、東部、南部、西部、亀山白木線)と、亀山交通路線(野登12便、白川ルート)です。学校を通じて配布される無料券を利用時に専用箱に入れる仕組みになります。
単に「無料にする」だけではなく、課題の洗い出しへ
会議の中では、単に計画を承認するだけでなく、実際の運用に向けた活発な意見交換が行われました。私としても、地域のリアルな声を行政や事業者に届ける重要な場だと捉えています。
特に以下のポイントについては、委員から重要な指摘がありました。
「乗れない」ルートの可視化
現状、「行きは乗れても帰りの便がない」といった一方通行路線の不便さがあります。今回のキャンペーンを通じて、机上の空論ではなく「実際の不便さ」を洗い出す機会にすべきだという声が上がりました。
目的地づくりの必要性
ただ「バスに乗ってね」では子供たちは動きません。夏休み期間中の市のイベント等とうまく連携し、チラシ等で「バスで行ける目的地」をセットで案内する工夫が求められます。
保護者同伴時のハードル
小学生などの場合、保護者と一緒に乗ることが想定されますが、大人は有料です。これが利用の心理的ハードルにならないか、という懸念も共有されました。
今後に向けて
現場での混乱(ICカードの誤タッチなど)を防ぐため、学校を通じた事前指導や運転手さんへの周知徹底も合わせてお願いしています。
地域を良くしていくには、一度に100点を目指すのではなく、まずはやってみて、データを集め、改善を繰り返すプロセスが欠かせません。今回の事業ではアンケート調査も実施されるため、そこで得られたリアルなデータが次の公共交通のアップデートに繋がっていくはずです。
詳細については、今後市の広報やホームページ、公式LINE、学校の連絡システム等で周知される予定です。ぜひ、今年の夏はご家族でコミュニティバスの活用をご検討ください!
次回の「亀山市地域公共交通会議」は6月26日に予定されています。引き続き、地域の足を守り、育てていくためにしっかりと議論に参加してまいります。