４月の活動報告と黒板装飾

いよいよ始まりました、苅宿小学校の２０２３年度。
春の心地よい風が吹き抜けて、新緑がまぶしくて…
心躍る季節の始まりって感じがしますね。

爽やかな空気の中、ヨムヨムの２０２３年度も無事幸先の良いスタートを切りました。
新年度の見学会が先週開催され、なんと朝読み見学に１５名、定例会に１０名もの皆さまが参加して下さったのです。
４月早々から入念に準備を整えてきた、この会。
こんなに多くの方に興味を持ってもらえて、本当にうれしく思います。

定例会では、校長先生に年度初めのご挨拶をいただきました。
気が付けば先生に活動のお手伝いをいただくようになって、もう３年。
朗読劇イベントや連続読み聞かせ企画のメインを張っていただくなど、積極的に関わっていただいたおかげで、コロナ禍においても苅宿小学校らしい、楽しく前向きな活動を継続してこられました。

そんな校長先生が新メンバー様に伝えてくださった、ありがたいお言葉はこちら。
「この活動は、やればやるだけ確かな反応があります。やって損はない！」

まさに、その通りだと思います。
昨年は卒業する児童から、先生の企画に対する感謝のお手紙が渡されるなど、ヨムヨムを通した温かい心の交流が交わされました。
私たちも活動を通して、毎年子どもたちから様々な感動をもらっています。
断言できます。本当に、やって損はないです！

この日は、もう１つの大きなニュースがありました。
コロナ禍以前の朝読みでは、児童は毎回机を後ろに動かし、前の方の床に座って朗読を聞く…というスタイルでした。
その方が、本の挿絵が鮮明に見えるし、より臨場感も体験できるからです。
ですがやはりコロナの間は、密を避けなければならず、それぞれの机に座って聞く形に、改変せざるを得ませんでした。

その制約が、この２０２３年４月２０日をもって、解除になったのです。

現メンバーの中でも、コロナ以前のスタイルを知っている人はごくわずか。
それゆえに感動は大きかったようです。
距離が近いため、子どもたちの感想や反応がダイレクトに伝わってくる。
つぶさに様子がわかることが、とてもやりがいがあると、実際に読みに入られた方がおっしゃっていました。
読む側と、聞く側に、一体感が生まれる瞬間ですね。

人と集えなかったコロナ禍は、もう明けます。
このあたりでもう１度、誰かと時を過ごし一体感を味わいたい。
仲間と忘れがたい思い出を作って、感動に包まれたい。
そんな方もまだ間に合います！５月の見学会に、ぜひ足をお運びください。

一体感を感じる大きなイベントといえば…
図書室の黒板も、来月に控える運動会に様変わり。
今年は４年ぶりに、全学年が統一して行われる運動会となります。
さあ、どんなドラマが、生まれるでしょうね？