主な活動場所
川崎市立苅宿小学校図書室

 9月の黒板装飾

2023-09-24
こんにちは。
9月の黒板装飾と、活動紹介ブログです。
今年の夏の暑さ、本当に厳しかったですね。
夏は暑いものと、40数年の経験上充分すぎるくらいわかっているはずの筆者ですが。
それでも、この夏は本当にもう……途中で何度もめげそうになりました。

常識を日々覆していくレベルの酷暑。それは9月に入ってからも目下更新中です。
先週末になって、ようやく少しだけ涼やかな風が吹くようになり、筆者もようやく、このブログを書こう、と、PCを立ち上げました。
非常識なほどの暑さは、やる気や意欲も蝕んできます。
そして、少し暑さが落ち着いたこの時期からこそが、体調の崩れやすいタイミング。
皆さま充分お体に気をつけて、日々をお過ごしください。

さて、9月の黒板装飾は、毎度恒例のお月見になります。
スーパームーンの日、前半にたしかありましたね。
目にすることはできたでしょうか?



私は昼の酷暑でそのことがすっかり抜け落ちてしまい、見逃してしまいました……
なので、図書館に来るたびにお月見できて、ほっこりしています。

さて。9月の定例会では、朝読み時のこぼれ話紹介が行われました。
その中で、大型本&イーゼルを使った話があり、たいへん興味深かったので、ご紹介します。

通常朝読みでは、普通のサイズの絵本を読み手さんが手に持って、子どもたちに挿絵が見やすいように、ページを開いた状態で掲げながら読んでいるのですが……
大人数を相手にするので、端の方にいる子どもにとっては、それでも絵が見づらいこともあるようです。

ここで大型本を使うことで、絵のサイズが物理的に大きくなることからその悩みは解消され、端の方にいる子どもたちにも比較的きちんと、お話と絵を届けることが出来ます。
そんなこともあり、ヨムヨムでは大型本用のイーゼルを、サークルの備品として保管しています。

その日の朝読みで、この大型本とイーゼルを使われた読み手さんがいらしたのですが、やはり子どもたちからの反響が、普段より格段に大きかったようです。
「まるで映画を見ているみたい」「迫力がある」そんな感想が聞かれただけでなく、臨場感があったからなのか、明らかに子どもたちの反応も違ったそうで。
いつもは入らないようなツッコミや、合いの手の声が、あちこちから聞こえたとのこと。

大型本とイーゼルを使うことで、いつもとはやや趣向の違った「参加型の」朝読み会が開催できるのだな…と、筆者は思いました。
もちろん普段の朝読みも十分楽しみにはしてもらえているのですが、それよりさらにイベント性も上がります。
朝読みの時間を、より一層楽しみにしてもらえるための、良いツールだと思います。


もし、読み活動に携わっている方で、日々の読み活動にマンネリ感を感じている方がいたら、こんな方法も是非検討してみてくださいね。

10月は、この時期恒例の2年生企画についてレポートします!