10月の活動報告&黒板装飾
2025-10-23
【秋の朝、学校までの道のり】
風が冷たくなった通学路に、ふと香る金木犀が秋の訪れを感じさせる10月。今年はここ数年影の薄かった秋を感じられるのかと喜んだのも束の間、下旬に入ると、途端に冬のように冷え込むようになりました。
体調を崩しがちな季節ですが、具合の悪いときは無理せずにお互いにフォローする……ヨムヨムの活動が続いてきたのも、メンバー同士のさりげない気遣いやフォローのおかげ。無理なく楽しく、を合言葉に活動を続けています。
【校長先生の読み聞かせ〜第2回〜】
10月9日㈭の朝読みでは、6年2組を校長先生が担当してくださいました。前回に続き、ひすいこうたろう著『人生が変わる朝の言葉』から、「おみくじ読書」を実施。今回の導入は6年生が校外学習で訪れた鶴岡八幡宮の話からスタートしました。
「お金を持っていってはいけなかったからできなかったけれど、校長先生はやりたいことがあったんです。なんだかわかる? そう、これ、おみくじです!」
この“本のおみくじ”で今日の皆さんにピッタリのお話を占おう!――そんな導入に子どもたちの目が輝きます。
代表を決めるのにもひと工夫。校長先生がどの手を出すか想像して同じ手を出す“おんなじの”じゃんけんで選んでおり、とても盛り上がりました。
代表の児童がくじ箱から引いたのは31番。31番目のお話は、『自分自身を大切にすることが道徳だ』というものでした。
「帽子を上手にかぶる方法は?」と問われたイタリアの帽子メーカーの営業マネージャーの「鏡を見て被らないこと。鏡を見ている時点でお前は帽子に負けている」という返答から、このような話に続いていきました。
“誰かのようになろうとしなくていい
あなたはあなたのようになること
それが究極のブランドです”
ブランド帽子の話は小学生には馴染みのないものだったかもしれません。それでも、校長先生の言葉を聞きながら、子どもたちはそれぞれの“自分らしさ”について思いをめぐらせていたようです。
次回の校長先生による朝読みは、11月6日に6年3組で行われます。次はどのようなお話が選ばれるでしょうか。楽しみが続きます。
【2年生企画】
2年生の各クラスでは今年も「2年生企画」が10月9日㈭、23日㈭の2日間行われました。
準備は前期から始めており、6月には2年生の担任の先生方にアンケートをお願いし、子ども時代の遊びや好きだった本について教えていただきました。その内容をもとに紹介する本や当日読む本を決め、掲示物を作成するなど、2年生の保護者を中心とした企画チームで入念な準備をしてきました。
当日は先生の顔写真を貼った“推しうちわ”を掲げ、司会・読み手・サポートで息を合わせて進行。うちわは今年も子どもたちに大人気です。本の紹介にはいると子どもたちは先生方の思い出の本に「それ持ってるよ!」「知ってる!」と楽しげな声をあげていました。
読み聞かせの本は『しょうぼうじどうしゃじぷた』と『ぐりとぐら(大型本)』でした。どちらも人気のある絵本のため、読んだことがある子も多いと思われました。けれど、皆が目を輝かせて真剣に聴き入っており、読み聞かせならではの良さが存分に発揮されていたように思います。


最後は先生の「感想ある人〜?」の声かけに、たくさんの手が上がり、それぞれに思ったことを教えてくれたクラスもありました。
時代が変わっても、同じ絵本で笑顔になる――そんな瞬間がたくさん見られる素敵な企画となりました。絵本には、世代を越えて心をつなぐ力があるのだと改めて感じます。
【今月の黒板装飾】
図書室の黒板も、すっかりハロウィンの装い。いちょうの木の下には、おばけやコウモリ、かぼちゃたちがにぎやかに集まっています。魔女になりきったヨムくんとゆめみちゃんも、お菓子を手にしてハロウィンを満喫している様子。

黒板の装飾も、装飾担当のメンバーが子どもたちの笑顔を思い浮かべながら、毎月テーマに合わせて工夫しています。季節の移ろいとともに、図書室にも小さなワクワクを届けられていたら嬉しいですね。
風が冷たくなった通学路に、ふと香る金木犀が秋の訪れを感じさせる10月。今年はここ数年影の薄かった秋を感じられるのかと喜んだのも束の間、下旬に入ると、途端に冬のように冷え込むようになりました。
体調を崩しがちな季節ですが、具合の悪いときは無理せずにお互いにフォローする……ヨムヨムの活動が続いてきたのも、メンバー同士のさりげない気遣いやフォローのおかげ。無理なく楽しく、を合言葉に活動を続けています。
【校長先生の読み聞かせ〜第2回〜】
10月9日㈭の朝読みでは、6年2組を校長先生が担当してくださいました。前回に続き、ひすいこうたろう著『人生が変わる朝の言葉』から、「おみくじ読書」を実施。今回の導入は6年生が校外学習で訪れた鶴岡八幡宮の話からスタートしました。
「お金を持っていってはいけなかったからできなかったけれど、校長先生はやりたいことがあったんです。なんだかわかる? そう、これ、おみくじです!」
この“本のおみくじ”で今日の皆さんにピッタリのお話を占おう!――そんな導入に子どもたちの目が輝きます。
代表を決めるのにもひと工夫。校長先生がどの手を出すか想像して同じ手を出す“おんなじの”じゃんけんで選んでおり、とても盛り上がりました。
代表の児童がくじ箱から引いたのは31番。31番目のお話は、『自分自身を大切にすることが道徳だ』というものでした。
「帽子を上手にかぶる方法は?」と問われたイタリアの帽子メーカーの営業マネージャーの「鏡を見て被らないこと。鏡を見ている時点でお前は帽子に負けている」という返答から、このような話に続いていきました。
“誰かのようになろうとしなくていい
あなたはあなたのようになること
それが究極のブランドです”
ブランド帽子の話は小学生には馴染みのないものだったかもしれません。それでも、校長先生の言葉を聞きながら、子どもたちはそれぞれの“自分らしさ”について思いをめぐらせていたようです。
次回の校長先生による朝読みは、11月6日に6年3組で行われます。次はどのようなお話が選ばれるでしょうか。楽しみが続きます。
【2年生企画】
2年生の各クラスでは今年も「2年生企画」が10月9日㈭、23日㈭の2日間行われました。
準備は前期から始めており、6月には2年生の担任の先生方にアンケートをお願いし、子ども時代の遊びや好きだった本について教えていただきました。その内容をもとに紹介する本や当日読む本を決め、掲示物を作成するなど、2年生の保護者を中心とした企画チームで入念な準備をしてきました。
当日は先生の顔写真を貼った“推しうちわ”を掲げ、司会・読み手・サポートで息を合わせて進行。うちわは今年も子どもたちに大人気です。本の紹介にはいると子どもたちは先生方の思い出の本に「それ持ってるよ!」「知ってる!」と楽しげな声をあげていました。
読み聞かせの本は『しょうぼうじどうしゃじぷた』と『ぐりとぐら(大型本)』でした。どちらも人気のある絵本のため、読んだことがある子も多いと思われました。けれど、皆が目を輝かせて真剣に聴き入っており、読み聞かせならではの良さが存分に発揮されていたように思います。


最後は先生の「感想ある人〜?」の声かけに、たくさんの手が上がり、それぞれに思ったことを教えてくれたクラスもありました。
時代が変わっても、同じ絵本で笑顔になる――そんな瞬間がたくさん見られる素敵な企画となりました。絵本には、世代を越えて心をつなぐ力があるのだと改めて感じます。
【今月の黒板装飾】
図書室の黒板も、すっかりハロウィンの装い。いちょうの木の下には、おばけやコウモリ、かぼちゃたちがにぎやかに集まっています。魔女になりきったヨムくんとゆめみちゃんも、お菓子を手にしてハロウィンを満喫している様子。

黒板の装飾も、装飾担当のメンバーが子どもたちの笑顔を思い浮かべながら、毎月テーマに合わせて工夫しています。季節の移ろいとともに、図書室にも小さなワクワクを届けられていたら嬉しいですね。