11月の活動報告＆黒板装飾

【てんやわんやの冬立ちにけり】
　足早に過ぎ去る秋の背を見送った11月。神奈川県内では例年より数週間早くインフルエンザの流行警報が発令され、苅宿小学校でも学級閉鎖となるクラスが出るなど、子どもたちも保護者も体調管理に気を配る日々が始まりました。
　11月6日㈭の朝読み後に予定されていた定例会も、体調不良による欠席が相次ぎ、やむなく中止に。思うように活動が進まない場面もありましたが、メンバーの助け合いと協力のおかげでこのひと月をなんとか乗り越えることができました。執行部一同、ほっと胸をなでおろしています。

【校長先生の読み聞かせ〜第3回〜】
　11月6日㈭は、今年度3回目の6年生の朝読みがありました。3組は校長先生による、ひすいこうたろう著『人生が変わる朝の言葉』から“おみくじ読書”が行われました。

　導入は「今度、修学旅行に行きますね？どこにいきますか？」という校長先生の問いかけでスタート。そう、苅宿小学校の6年生は、11月に修学旅行があるのです。クラス全員の「日光！」という元気な返事に、「日光ではどんなところに行く？」と続けて問いかける校長先生。「輪王寺！」「東照宮」「華厳ノ滝」と次々声が上がります。
「東照宮でおみくじ引きたいな〜。でも、修学旅行では引けないか……」と自然な流れでおみくじに話を繋げる校長先生。ご自身が年始に深大寺で凶を引いてしまったエピソードトークを挟みつつ、「けれど、おみくじで大事なのは運勢ではなく、書いてある言葉のほうです。今日は本のおみくじを引いてもらって、今日のみんなにぴったりのお話を読んでいきましょう」と。ここでおみくじ筒の出番です。
　そうして引かれたおみくじは“10番”―――
　10番の言葉は、高杉晋作の「僕は金輪際、二度と『困った』という言葉は吐かない」でした。弱音を吐かない生き方をする。“叶”えたい夢があっても、弱音というマイナス（−）の言葉を“吐”き出すと、叶わなくなってしまう……だから、今日だけでもいい。弱音は吐かない、グチを言わないと誓おう。そんなお話でした。
　今年度、校長先生による読み聞かせは、2月5日㈭で最後になります。4組ではどんなお話が選ばれるかも引き続き楽しみですね。

【進む中休みイベント準備】
　12月11日㈭の中休みに全学年の希望者を対象とした中休みイベントを行います。今年度の企画は“こわいはなし”に決定！
　演出にもこだわって着々と準備中です。


【今月の黒板装飾】
　図書室はクリスマスの飾りつけで一気に華やかになりました。ツリーや雪だるま、サンタさんに加えて、ヨムくんとゆめみちゃんもパーティーハットをかぶって、クリスマスを楽しむ準備は万端なようですね。

　慌ただしい冬の始まりではありましたが、装飾メンバーの力で図書室はほっこりした空気に包まれました。ボランティアメンバー一人ひとりの協力に感謝しつつ、来月も子どもたちが本と過ごす時間を支えられたらと思います。