主な活動場所
登山  
 春秋冬:首都圏近郊の山 
 夏  :日本アルプス、東北の山

定例会
 月一回 : 文京区内施設

 金峰山

2018-10-20
■日程: 2018年10月20日(土)
■行程:塩山駅(バス)8:20-大弛峠-朝日岳-金峰山-朝日岳-大弛峠-(バス)-塩山駅
■参加者:13名(うち体験登山3名)
■温泉:宏池荘
■天候:晴れ のち曇 のち霰・雪

長野県と山梨県にまたがる奥秩父の名峰 金峰山を、体験3名を含む13名の大所帯で登ってきました。
7月、台風のため中止になった同内容企画のリベンジ山行となります。

スタートは塩山駅。
二台のバス(ワゴン)に分乗し、駅から大弛峠へ向かいました。車窓から時折見える紅葉した木々が今日の山への期待感を膨らませてくれます。
ちなみに この大弛峠、標高2,360mで日本最高所の車道峠との事です。

駅での天気は曇りでしたが峠に着くと青空が優勢となり、絶景を期待しながらの山行スタートです。
樹林帯をしばらく進み、尾根に出ます。足元はヌカルミが多く、すぐに足元はドロドロに。また、過日の台風の影響か至る所で倒木が見られました。そして、朝に降ったと思われる雪が所々にその痕跡を残し、下界から一歩進んだ季節の歩みを感じさせてくれました。(まさかその数時間後、もっとリアルに冬を感じる事になるとは、この時誰も想像していませんでした。。)

そして中間地点にあたる朝日岳で小休止。本来ここは絶景ポイントのはずなのですが、視界はガスに遮られ何も見えず。残念。と思っていた矢先、一瞬ガスが晴れ、遠くにそびえる金峰山と五丈岩がその姿を見せてくれました。その間わずか5秒。カメラを取り出す時間すら貰えない、山からの一瞬のプレゼントでした。

その後は水平移動で約1時間、植生が少し変化を見せ、シャクナゲが目にとまり始めたあたりで急に視界が開け、ゴツゴツした岩のルートに入ります。しかし、ここでも視界は白一色。


ガスが晴れる事を祈りながら大小の岩を乗り越え金峰山頂へ到着しました。ギリギリまで何も見えなかった白の世界から突然現れた岩塊の巨人、五丈岩に一同歓喜。

写真を取りつつ五丈岩前に到着すると、あれ?人数が足りない?
なんとメンバー数名は到着と同時に五丈岩クライミングを始めていました。
難なく登りきったIリーダー、既にてっぺんでポーズを決めてました。


気温一桁、寒風吹きつける山頂で昼食をとったのち下山開始。
下山直後、渋滞に巻き込まれタイムは少し押し気味に。バスに間に合うよう、少し速めのペースで進みます。
が、そこへ追い打ちをかけるように、天気は下り坂に向かい、厚い雲からアラレが落ちてきました。アラレは次第に雪となり、急ぐ行く手を(ちょっとだけ)阻みます。
それでも皆さん流石の健脚、なんとかバスの時刻10分前に大弛峠へ到着し、バスで塩山駅まで下りました。
駅まで来れば気温も天候も緩みホッとしながら、地元の方も利用されている温泉宿「宏池荘」へ。 600年の歴史あるツルツルアルカリ泉で疲れを癒しました。
その後は八王子へ場所を移し、メンバー欠ける事なくお疲れ様会に突入し、今回の山行を締めくくりました。


企画をして下さった山行リーダー、同行の皆様、ありがとうございました。