春爛漫！桜咲く渋沢丘陵ハイキング

初夏を思わせる陽気に誘われて、渋沢丘陵をのんびり歩いてきました。今回のコースは、小田急線の渋沢駅から頭高山、八国見山、浅間台、震生湖を経て秦野駅まで。ほどよくアップダウンがあって、景色も楽しめる、いい感じのハイキングルートです。

まずは駅から歩いて、泉蔵寺というお寺に立ち寄りました。ここはチューリップで有名らしく、ちょうど満開。いろんな色の花がきれいに並んでいました。お寺の静けさと色とりどりの花のコントラストがなんともいい雰囲気です。

そこからさらに進んでいくと、道沿いで地元の方が八重桜を収穫しているのを見かけました。どうやらこれは食用の桜で、漬物やお菓子に使われるんだそうです。ちょっと話を聞いてみると、このあたりの千村地区は、日本の食用桜の9割を生産しているんだとか。1㎏1200円で買い取られるとの事でした。

しばらく歩いて頭高山に到着。標高はそれほど高くないですが、山頂一帯が八重桜でピンクに染まっていて、本当に見事でした。ふわふわの花が空いっぱいに広がっていて、しばらく立ち止まって見入ってしまいました。



そのあとは八国見山、浅間台と歩きながら、ところどころで花を愛でたり、景色を眺めたり、無人販売所のほうれん草を購入したり。

ゴールの手前には震生湖。関東大震災のときにできた湖らしいです。おたまじゃくしや蛇など春の生き物が活動を始めていました。

最後に、秦野駅に向かう途中ジェラートのお店に立ち寄り。地元の果物を使っているそうで、これがまたおいしい。歩き疲れた体にしみわたる甘さで、いい締めくくりになりました。

自然と季節をゆったり感じられる、素朴であたたかいハイキングでした。また季節を変えて歩いてみたいです。
企画リーダー、参加された皆さん、ありがとうございました。