主な活動場所
登山  
 春秋冬:首都圏近郊の山 
 夏  :日本アルプス、東北の山

定例会
 月一回 : 文京区内施設

 奥多摩でミニ縦走 高水三山

2025-04-20
■日程: 2025 年4月20日(日) 日帰り
■集合: JR青梅線 軍畑駅 改札 AM 8:45
■行程:(歩行時間約4時間) 軍畑駅→高源寺→高水山→岩茸石山→惣岳山→御嶽駅
■参加人数:3名
■天候:曇り

20日の日曜日だけ雨予報で決行できるかどうかやきもきしましたが、週の後半になって予報が雨から曇りに変わり、降水確率も30%程度だったので、無事登山決行となりました。

集合場所の軍畑駅(「いくさばた」って知らないと読めないですよね)にはそこそこの人だかりでしたが、無事に山行メンバーと落ち合うことができ、早速登山道へと向かいました。しばらくアスファルトの道を進むと、高水山方面の分岐点が見えてきました。そこを右手に進み高源寺の前を通過すると登山道です。ここからは上りが続くため、上りが苦手な私は持参したトレッキングポールを早々に取り出しました。(ポールを使うのが久々すぎてポールのセッティングがわからなくなった…)

登山道に入ると階段や木の根っこ、そして岩々したところもあり、低山の割りには意外としっかりとした上りの山道が続きます。しばらく上って最初の休憩スポットである常福院に到着です。敷地内はきれいに整備されおりベンチも完備、登山者の憩いの場所になっている模様。我々もしばし休憩し、私は本堂(?)にてお参りをしました。ここは都心よりも標高が高いせいでしょうか、桜もまだ咲いており、同時につつじも咲き始めていました。

常福院を後にして、まずは高水山の山頂を目指します。途中で元気な若者たちに道を譲りながら、我々ミドル世代は無理せずゆっくりペースで進んでいき、まずは最初のピーク、高水山山頂に到着です。残念ながら眺望はあまりよろしくないので、少しの休憩と山頂の写真を取って、次のピークである岩茸石山へと急ぎます。

根っこと岩に囲まれた上り道を進み、曇りなのに以外と蒸し暑く、我々はみんな汗だく。今日くらいの気候で丁度よかったかも。途中山の稜線に差し掛かり、緩やかな山道と景色が疲れた足腰を癒してくれました。今日一番の急登を超えれば、メインピークの岩茸石山山頂に到着です。

岩茸石山はとても眺望の良い場所なのですが、あいにくこの日はガスっていて遠くを見渡すことが出来ませんでした。天気が良いと秩父の山々が見渡せるそうです。残念ですが眺望は次回にお預けですね。山頂はたくさんの人で賑わっていましたが、新しいベンチも数多く設置され、ランチ休憩の場所には最適です。我々もここでお昼休憩を取ることにしました。ちなみに、私の定番山ランチは「コンビニおこわ」です。おこわはもち米なので腹持ちが良いのと、おにぎりだと海苔を巻くあの一手間が面倒で…。

岩茸石山で30分ほど休憩して、今日の3つ目のピーク、惣岳山へと歩を進めます。歩いている最中にリーダーに言われて気づいたのですが、山の稜線を境に右側は広葉樹、左側は杉などの針葉樹と木の種類がはっきり分かれていたんです。理由は分からないですが、面白いですよね。また、山のところどころに桜が咲いていて、グリーンの中にほのかなピンクが混ざっている景色も風情があって良かったです。緩やかな上り下りを繰り返し、3つ目のピーク惣岳山の山頂到着。これで高水三山制覇です!

さて、ここから御嶽駅まではゆるゆるとした下りが1時間近く続きます。実はこの緩い下り坂が鬼門。緩いとはいえ気の根っこや岩場も多く、転んだりしやすいので要注意。実際に私もポールを使っていながら木の根っこに引っかかって転びそうになりました。御嶽駅から逆コースでここを上がってくるという手もありますが、意外とダラダラと上りが続くのでそれなりにしんどいようです。軍畑駅からだと急登が続くものの、短い時間で終わるので気持ちの上では良いかもしれません。ここでも元気な若者に先を越されながら、我々は自分たちのペースを守って下山。若干膝が笑いがちになりながら、無事に御嶽駅に到着です。

休憩時間を抜かせば、正味4時間の登山でほぼコースタイム通り。そして、とにもかくにも汗だくの我々。帰りは河辺駅前の「梅の湯」に立ち寄り、温泉&軽食で登山の疲れを癒して、それぞれ帰路に着きました。数日続く筋肉痛が怖いけど、達成感もあり心地よい疲れでした。楽しい山行をありがとうございました!