御坂黒岳

■日程 2025年08月24日（日）　日帰り
■集合 9:45河口湖駅
■行程
　河口湖駅（バス）→天下茶屋→御坂峠→御坂山→黒岳→展望ポイント→三つ峠入り口（バス停）（タクシー）→河口湖駅
■参加人数　4名
■合計山歩き時間　6時間40分

新宿駅からの富士回遊は外国人で埋め尽くされ満席でしたが、河口湖駅からのバスは人も少なくきれいで快適！（タクシー運転手さんによると富士回遊はいつもほぼ満席。切符は早く取った方が良さそうです）

10:35　太宰治も滞在していたという天下茶屋前から、リーダーTさん、ベテランYさんに囲まれて出発。
始めの2～30分こそ急な登り道なものの、そこから尾根が続き、自然の美しさも手伝ってわりとサクサク進みます。


11:45　1時間ちょっとで御坂山に到着。
その辺りで、奥様が非常に元気なご夫婦1組に会う。（この日会ったのはこの2人のみ。熊にも会わず。）Tさんが優しく対応してくださる中で、「あら、ここから黒岳、結構遠いわよね！」という言葉に私はやや反応。大丈夫かな・・。体力、脚力に自信がないため少し心配になる。（この予想は後半に当たる）

12:00過ぎ　少し進んだところに見晴らしの良い場所があり、ここでお昼を食べることに。（2年前に行った時と同じ場所と思われます）


さきほどのおばさまの言葉通り、そこから黒岳はやや遠く感じ、急な登り道も多くまだかまだかと思いました。が、何と言っても嬉しいのは気温24度前後！東京ほど体力が奪われません。

14:00御坂黒岳到着！(1793m)
残念ながら富士山は見えなかったのですが、達成感♪
さぁあとは下るだけ。
一気に気持ちが上がったのもつかの間。このあとドラマが待っていました。

少しずつ雲行きが怪しくなりパラパラ雨。始めこそ気持ちがいい～♪と呑気に言っていたものの、一気に大雨に。レインコートを着て先を急ぐ。

しかしやけに急勾配、ストックを使って下れるのか？？という箇所へ来ると垂れ下がるロープが。
そうです、下り道はロープを使って降りる（使わないと降りれない）場所が何か所もありました。
一番長い所は７～８メートルはあったかな。大雨だし崖のようなところもあり、逆に笑えてきましたが夏に見た映画「ジュラシック・ワールド」さながら、ターザンのように？後ろ向きで降りていきます。
その後、個人的に足がだいぶ止まってきてしまっていたので、階段よりも、ロープ出てきてくれないかなと、期待する自分が最後はいました。
だんだん口数少なくなってくる私に、優しいKさん「これだけ急なんですから、下っている証拠ですよ♪」。どれだけ歩みが遅くても怒らない皆さんに支えられました。

17:15無事帰還。このころはもう雨も止んでいました。バスは1時間に1本のペースのためタクシーにて移動しました。

下りは写真どころではなかったのですが、大雨になる前にわずかに撮った写真がこちら。よく出てきた黄色の花です。何ていうんでしょう・・



という訳でこの日のハイライトは、地味にタフさの求められる「下り」でした。
翌日筋肉痛はありましたが、少し自信がつきました♪

ご一緒くださった皆さま、本当にどうもありがとうございました。