三伏峠と塩見岳
2025-08-17
■日程 2025年08月11-14日 夜発二泊三日
■集合 8/11(月)竹橋橋毎日新聞社西口玄関ロビー 22:30
◼️集合 8/11(火)夜 竹橋毎日新聞社西口玄関ロビー22時半頃
■行程
8/11(月)夜 竹橋毎日新聞社西口玄関ロビー集合(バス毎日アルペン号)発
8/12 (火) 鳥倉林道ゲート→鳥倉登山口→三伏峠小屋(泊)
8/13(水)三伏峠小屋→塩見岳→三伏峠小屋(泊)
8/14(木)→三伏峠小屋→前小河内岳→三伏峠小屋→鳥倉林道ゲート→松川温泉清流苑 →新宿
◼️参加人数 3名
塩見岳(標高3,052 m)は、南アルプスの中心にある長野県と静岡県にまたがる山で日本100名山にも選出されています。
三伏峠は日本一高い峠(標高2,580m)と言われていて今回テント泊予定でしたが一日目の予報が雨だった為、事前に皆小屋泊に変更しました。
【1日目 8/12 (火) 天気 雨→曇→雨】
鳥倉林道ゲートを降りたら既に雨。1時間程林道を進んで鳥倉登山口までくると雨はおさまってきてやや安堵。
○鳥倉登山口〜三伏峠小屋
霧に覆われた森を進んでいくとさすが南アルプス深い緑が広がります。登山道は整っていて雨が降ったばかりなのに水捌けも良いようです。登り始めてからはずっと樹林帯。何ヶ所か木々の合間から南アルプスの山々が見えるはずなのですがほぼガスでなにも見えません。時より落ちてくる水滴か小雨かの区別もわからないまま、歩き進めてなんとか三伏峠小屋に到着。
到着して暫くしたら雨が激し降り出し、結局その日はほぼ雨。
三伏峠小屋は宿泊客がそこまで多くなかったので大部屋申込でしたがカーテンや仕切りでグループの個室ように使えて良かったです。食事も美味しくいただきました。
【2日目 8/12 (火) 天気 曇時々晴れ】
5時半に小屋を出発。
小屋やテン場は霧で覆われて周りの山々は見れません。樹林帯を進み三伏山まで歩きます。
○三伏山〜本谷山〜塩見小屋
三伏山は360°の展望で一部曇はかかっていたものの朝焼けの雄大な南アルプスの山々の素晴らしい景色が広がっていて塩見岳も良く見えました。これから登りますお願いしますとご挨拶。

その先も途中途中で展望スポットがあり景色を楽しめながら歩けました。
本谷山はハイマツに囲まれた小さな山頂でした。
三伏山、本谷山と山々を越えて行くのでアップダウンがありましたがゆるやかで整備されているので歩きやすかったです。
さらに苔と深い針葉樹の森を進み、塩見新道の分岐をすぎて森林限界を出れば眺望がどんどん良くなって行き、右手には明日登る烏帽子岳や小河内岳もよく見えました。
○塩見小屋〜塩見岳
塩見小屋を過ぎると、塩見岳と天狗岩が姿を現しました。
ここから先は岩稜帯が多く途中からトレッキングポールをしまい慎重に進みます。岩は特徴的な緑色岩や赤色などもあり特に赤色が鮮やかでした。暫くは景色を楽しめましたが進むにつれどんどん雲に覆われて景色はここでお預け。
中盤から山頂近くまではほぼ岩場登りでクサリ場も連続していました。ヘルメットを装着していた方々もいましたが難易度はそこまで高くなかったので気をつけながらも楽しく登れました。
○塩見岳〜塩見岳東峰
山頂からは富士山や南アルプスの大展望が望めるはずなのですが残念ながら雲に覆われて何も見えず。東峰も雲に覆われたままでしたが昼食をとっている時に視界が開てきてうっすらと稜線が現れました。急いで写真をパチリ。短い時間でしたが見れて良かった!

○塩見岳〜三伏峠小屋
行きと同じコースを戻りましたが、少し下るとまた、展望もまた暫くは楽しめました。それから途中からどんどんガスで覆われてしまい、その後はずっと景色は全く見えないまま。13時半頃には三伏峠小屋に戻ったのでその後はゆっくり小屋で過ごしました。
3日目 8/13(木) 天気 曇
荷物は小屋にデポしたまま、烏帽子岳に向かって5時半出発。
暫く進むと途中の斜面に防鹿柵に囲まれたお花畑が。マツムシソウなどたくさん咲いていました。
その斜面を登ると又南アルプスの山々を望めます。
森林限界を越え、周囲がハイマツに囲まれる稜線に出る頃にはまたガスで周りが見えず。谷風の吹く稜線を進むと烏帽子岳に到着しました。
○烏帽子岳(標高2,726m)〜前小河内岳(標高2,784m)
烏帽子岳、到着時は雲に覆われて何も見えず。ただ少しづつガスが切れて先の稜線もみえてきて前小河内岳まで進むことに。進んで行くとさらに周りがクリアに。前小河内岳、小河内岳もくっきりと見えて気持ちのいい稜線歩きを楽しめました。

途中斜面は崩落地帯があり、登山道が脆いので滑落しないよう注意しながら歩きました。
前小河内岳の展望も良かったのですが到着後程なくガスに覆われてしまい、バスの時間もあるのでそのまま三伏峠小屋に戻りました。
○帰路
三伏峠小屋で休憩して荷物をまとめたら後はそのまま行きと同じ道を下山です。
ゲートまで戻ったら登山バス手配のタクシーで松川温泉によってから登山バスで帰宅しました。温泉の館内はきれいで新しくぬるっとした化粧水のような泉質がとても良かったです。
〈全体感想〉
今回、塩見岳山頂では曇に覆われてしまいましたが三伏山や稜線歩きでは展望も楽しめて山深い南アルプスの魅力を存分に味わえました。お盆でしたが2日目までは人も少なかったのも良かったです。お会いした方々は縦走されてる方が多く私もいつか塩見岳のその先も歩いてみたいと思いました。
企画して下さったリーダー、同行してくれたSさんありがとうございました。
■集合 8/11(月)竹橋橋毎日新聞社西口玄関ロビー 22:30
◼️集合 8/11(火)夜 竹橋毎日新聞社西口玄関ロビー22時半頃
■行程
8/11(月)夜 竹橋毎日新聞社西口玄関ロビー集合(バス毎日アルペン号)発
8/12 (火) 鳥倉林道ゲート→鳥倉登山口→三伏峠小屋(泊)
8/13(水)三伏峠小屋→塩見岳→三伏峠小屋(泊)
8/14(木)→三伏峠小屋→前小河内岳→三伏峠小屋→鳥倉林道ゲート→松川温泉清流苑 →新宿
◼️参加人数 3名
塩見岳(標高3,052 m)は、南アルプスの中心にある長野県と静岡県にまたがる山で日本100名山にも選出されています。
三伏峠は日本一高い峠(標高2,580m)と言われていて今回テント泊予定でしたが一日目の予報が雨だった為、事前に皆小屋泊に変更しました。
【1日目 8/12 (火) 天気 雨→曇→雨】
鳥倉林道ゲートを降りたら既に雨。1時間程林道を進んで鳥倉登山口までくると雨はおさまってきてやや安堵。
○鳥倉登山口〜三伏峠小屋
霧に覆われた森を進んでいくとさすが南アルプス深い緑が広がります。登山道は整っていて雨が降ったばかりなのに水捌けも良いようです。登り始めてからはずっと樹林帯。何ヶ所か木々の合間から南アルプスの山々が見えるはずなのですがほぼガスでなにも見えません。時より落ちてくる水滴か小雨かの区別もわからないまま、歩き進めてなんとか三伏峠小屋に到着。
到着して暫くしたら雨が激し降り出し、結局その日はほぼ雨。
三伏峠小屋は宿泊客がそこまで多くなかったので大部屋申込でしたがカーテンや仕切りでグループの個室ように使えて良かったです。食事も美味しくいただきました。
【2日目 8/12 (火) 天気 曇時々晴れ】
5時半に小屋を出発。
小屋やテン場は霧で覆われて周りの山々は見れません。樹林帯を進み三伏山まで歩きます。
○三伏山〜本谷山〜塩見小屋
三伏山は360°の展望で一部曇はかかっていたものの朝焼けの雄大な南アルプスの山々の素晴らしい景色が広がっていて塩見岳も良く見えました。これから登りますお願いしますとご挨拶。

その先も途中途中で展望スポットがあり景色を楽しめながら歩けました。
本谷山はハイマツに囲まれた小さな山頂でした。
三伏山、本谷山と山々を越えて行くのでアップダウンがありましたがゆるやかで整備されているので歩きやすかったです。
さらに苔と深い針葉樹の森を進み、塩見新道の分岐をすぎて森林限界を出れば眺望がどんどん良くなって行き、右手には明日登る烏帽子岳や小河内岳もよく見えました。
○塩見小屋〜塩見岳
塩見小屋を過ぎると、塩見岳と天狗岩が姿を現しました。
ここから先は岩稜帯が多く途中からトレッキングポールをしまい慎重に進みます。岩は特徴的な緑色岩や赤色などもあり特に赤色が鮮やかでした。暫くは景色を楽しめましたが進むにつれどんどん雲に覆われて景色はここでお預け。
中盤から山頂近くまではほぼ岩場登りでクサリ場も連続していました。ヘルメットを装着していた方々もいましたが難易度はそこまで高くなかったので気をつけながらも楽しく登れました。
○塩見岳〜塩見岳東峰
山頂からは富士山や南アルプスの大展望が望めるはずなのですが残念ながら雲に覆われて何も見えず。東峰も雲に覆われたままでしたが昼食をとっている時に視界が開てきてうっすらと稜線が現れました。急いで写真をパチリ。短い時間でしたが見れて良かった!

○塩見岳〜三伏峠小屋
行きと同じコースを戻りましたが、少し下るとまた、展望もまた暫くは楽しめました。それから途中からどんどんガスで覆われてしまい、その後はずっと景色は全く見えないまま。13時半頃には三伏峠小屋に戻ったのでその後はゆっくり小屋で過ごしました。
3日目 8/13(木) 天気 曇
荷物は小屋にデポしたまま、烏帽子岳に向かって5時半出発。
暫く進むと途中の斜面に防鹿柵に囲まれたお花畑が。マツムシソウなどたくさん咲いていました。
その斜面を登ると又南アルプスの山々を望めます。
森林限界を越え、周囲がハイマツに囲まれる稜線に出る頃にはまたガスで周りが見えず。谷風の吹く稜線を進むと烏帽子岳に到着しました。
○烏帽子岳(標高2,726m)〜前小河内岳(標高2,784m)
烏帽子岳、到着時は雲に覆われて何も見えず。ただ少しづつガスが切れて先の稜線もみえてきて前小河内岳まで進むことに。進んで行くとさらに周りがクリアに。前小河内岳、小河内岳もくっきりと見えて気持ちのいい稜線歩きを楽しめました。

途中斜面は崩落地帯があり、登山道が脆いので滑落しないよう注意しながら歩きました。
前小河内岳の展望も良かったのですが到着後程なくガスに覆われてしまい、バスの時間もあるのでそのまま三伏峠小屋に戻りました。
○帰路
三伏峠小屋で休憩して荷物をまとめたら後はそのまま行きと同じ道を下山です。
ゲートまで戻ったら登山バス手配のタクシーで松川温泉によってから登山バスで帰宅しました。温泉の館内はきれいで新しくぬるっとした化粧水のような泉質がとても良かったです。
〈全体感想〉
今回、塩見岳山頂では曇に覆われてしまいましたが三伏山や稜線歩きでは展望も楽しめて山深い南アルプスの魅力を存分に味わえました。お盆でしたが2日目までは人も少なかったのも良かったです。お会いした方々は縦走されてる方が多く私もいつか塩見岳のその先も歩いてみたいと思いました。
企画して下さったリーダー、同行してくれたSさんありがとうございました。