主な活動場所
飯能市市民活動センター

 ピアカウンセリング

2018-09-05
メンタル疾患は薬だけではよくならない。調子の悪さを一時的に和らげてくれるが、ほとんどの人が人間関係で深く傷ついている。人間関係の傷はやはり、人間関係でしか癒やせないのではないだろうか。
そこで個人カウンセリングが必要になってくる。ところが臨床心理士のいるカウンセリングルームの規定料金は60分1万円などざらにあり、中には2万、3万と高額なカウンセリングもある。
確かに専門家のカウンセリングは質の高いものであろうが、高額では、仕事についていない方や仕事が不安的な方にとっては、受ける事も困難だし、例え受けることができても継続する事がむずかしい。
最近、ピアサポートという言葉に出会い、それに伴い、ピアカウンセリングという言葉も知った。
メンタル疾患者同士が基本的なカウンセリング技法を学びお互いにカウンセリングするのがピアカウンセリングである。ピアとは仲間を意味する。
調子がいい時と悪い時があるかもしれないが、調子のいい時には悪い人をサポートして、調子が悪い時は調子のいい人にサポートしてもらう。
そんなふうにお互いに仲間どうしでサポートしあうピアカウンセリングが作れないだろうか。
幸い僕は自分がカウンセラーになろうと思って養成学校に通った時期もあり、現在も月に1回程度はカウンセリングの学習会に参加している。
このピアカウンセリング活動をぜひ自助グループ内でも行っていきたい。
関心のある方はいませんか。