2月定例山行(秋田駒ケ岳、乳頭山、荷葉山)
2025-03-17
2月定例山行報告
Day 1:2025年2月22日
場所:秋田駒ケ岳
参加者:野村(CL)+A班+B班
A班:結城(SL)、岡坂、岩崎、菅澤、加瀬、田中、川島
B班:Haco(SL)、ふくちゃん、ciaohiroshi、石黒、鍋倉、O氏
行程:アルパこまくさ駐車場(670m)07:05-08:50旧ゲレンデトップ(1020m)09:00-10:30八合目小屋(1300m)11:20-11:50アルパこまくさ駐車場(670m)
6:30水沢温泉を出発。アルパこまくさ駐車場の脇から取り付く。旧ゲレンデの緩やかな斜面を登る。旧ゲレンデトップの平坦地で休憩。その後は、林道をショートカットして八合目小屋に到着。視界が悪く、小屋で休むことに。2階から入り、1階に降りてくつろぐ。2階には男女別のトイレもあった。小屋から出ると、小屋に入る前よりも風が強く、視界も一向に良くならない。数メートル先も見えない状況で、CLが山頂を目指す人を募ると、一名のみだったので、結局、みんな揃って下山となる。下りは、斜度が緩すぎて滑らず、トレースを外さずに戻る。登りでもキックターンを使う場面はほとんどなかった。600m以上は登ったものの滑りは不発だった。なお、この日は、A・B班は終始、行動を共にした。
今回の宿は水沢温泉。自炊宿で、お湯は大変良いが、大所帯で宴会をできる場所がなく、食事は部屋ごととなった。4・5名であれば自炊も楽しいだろう。ただし、乾燥室はない。
Day 2:2025年2月23日
場所:乳頭山
参加者:野村(CL) +A班+B班
A班:結城(SL)、岡坂、岩崎、菅澤、加瀬、田中、川島
B班:Haco(SL)、ふくちゃん、ciaohiroshi、石黒、鍋倉、O氏
行程:乳頭温泉駐車場(770m)07:40-08:15孫六温泉(829m)-10:22田代平山荘(1275m)10:35-11:30乳頭山山頂(1478m)11:45-12:30田代平山荘(1275m)12:40-13:30 孫六温泉(829m)-13:40大釜温泉駐車場(781m)
前日と同様に6:30水沢温泉を出発。前の晩の積雪が30㎝を超えていて、途中で除雪車を追い越して、除雪の済んでいない道を進んで、大釜温泉まで行った。しかし、車を置かせてもらえる場所がない。結局、休暇村の駐車場に戻って車を停めて歩き出した。大釜温泉のあたりから、高い雪壁に囲まれた軽自動車でも厳しい幅狭の除雪道をシールを付けて歩き孫六湯まで行き、そのわきから登り始めた。
昨日よりは斜度のある部分があり、キックターンを使う場面もあった。そこでは、CLからの的確なアドバイスもあり、無事に、田代平山荘に到着。山頂はうっすらと見えてはいたので、山頂を目指すことにした。一方、山荘で一名が待機を希望したので、数名が小屋の中に入れることを確認し、小屋に入ってもらったうえで出発。山頂に近づくと風が強くなり視界もかなり悪くなったが、なんとか山頂にたどり着くことができた。しかし、皆で集合写真を撮る余裕もない悪天候。
山頂の直下の不安定で風もよけられない場所で、猛吹雪の中、滑走モードの準備をして、滑降開始。しかし、山頂直下は視界がなく、雪もがちがちでしかも凸凹していて、とても気持ちよく滑れる状況ではなかったが、A班から出発。多少のトラブルを経て、雪質と天候は改善したが、斜度が緩く、地形や木の密度の点からも滑走が楽しめる斜面ではなかった。ほどなく、無事に山荘に到着。
山荘からの帰路は、班ごとに分かれ、今度はB班から出発。以降も、斜度が足りずにトレースから外れると止まってしまうような状態で、トレースでスピードをもらってちょっとだけ新雪に入りまた戻るというような感じだった。B班が車を大釜温泉に運んだりしていると、ほどなくA班も帰ってきて、スムーズに合流して下山完了。
Day 3:2025年2月24日
場所:荷葉山
参加者:野村(CL)、結城(SL)、田中、川島、Haco(SL)、ふくちゃん、ciaohiroshi、石黒、O氏
行程:鶴の湯駐車場(585m)07:50-10:30滑り出しポイント(1120m)10:40-10:50(880m)11:05-11:50鶴の湯駐車場(585m) (800m)
3日目は、当初の予定は笹森山だったが、1日目の八合目小屋までが同一ルートだったこともあり、今回参加メンバーの数名が昨年に同宿から行って印象の良い荷葉山となった。3日目も6:30水沢温泉を出発。高い雪壁に両側を挟まれた、車一台がやっと通れる幅の急カーブの連続の道を経て、鶴の湯の別館の駐車場に到着。4台を停めさせてもらい準備をして出発。ほどなく川を渡る。昨年の2月末に来た時は、この場所で、スキーを担いで深さ数センチの川を数メートル、石を伝いながら渡渉した。今回は数メートルの高さの雪がありスノーブリッジができていて、なんとか、スキーを履いたまま渡ることができた。前回は、その後、取り付くのに苦労したが、今回は前回の経験を活かし、スムーズに取り付くことができた。途中、キックターンの連続となる急斜面もあったが、ラッセルを交代しながら順調に登っていった。途中、天気も良く、青空の青さと雪の白さのコントラストがとてもきれいだった。今回は、最終日だったのでピークは目指さず手前の1190mのピークを目指すことにしていて、実際にはその少し手前の1120mで登り終了とした。そこから標高差200mくらいは幅の広い斜度もまずまずの南東向きのオープンバーンで、雪煙を上げながら浮遊感を堪能できた。そのあとの林間は、木の密度は高めで、雪も重めではあったがそれなりに楽しめた。
このコースには890m付近にピークがあり、これをどう巻くかがポイントとなりそうだ。今回、下りでこの付近の緩い登りをシールなしで進み、地味に体力を消耗した。その後は、かなりの急な林間斜面を慎重に降りた。途中、派手に転倒するものもあったが、無事に下山。
今回、記録者は2年続けてこの山に登り、改めて滑り重視の山スキーには効率の良い山だと思った。が、今回は雪が深く、人は入っていなかった。厳冬期は、今回のように、ある程度の人数がいないとラッセルが大変だろう。コース取りも要注意である。
Day 1:2025年2月22日
場所:秋田駒ケ岳
参加者:野村(CL)+A班+B班
A班:結城(SL)、岡坂、岩崎、菅澤、加瀬、田中、川島
B班:Haco(SL)、ふくちゃん、ciaohiroshi、石黒、鍋倉、O氏
行程:アルパこまくさ駐車場(670m)07:05-08:50旧ゲレンデトップ(1020m)09:00-10:30八合目小屋(1300m)11:20-11:50アルパこまくさ駐車場(670m)
6:30水沢温泉を出発。アルパこまくさ駐車場の脇から取り付く。旧ゲレンデの緩やかな斜面を登る。旧ゲレンデトップの平坦地で休憩。その後は、林道をショートカットして八合目小屋に到着。視界が悪く、小屋で休むことに。2階から入り、1階に降りてくつろぐ。2階には男女別のトイレもあった。小屋から出ると、小屋に入る前よりも風が強く、視界も一向に良くならない。数メートル先も見えない状況で、CLが山頂を目指す人を募ると、一名のみだったので、結局、みんな揃って下山となる。下りは、斜度が緩すぎて滑らず、トレースを外さずに戻る。登りでもキックターンを使う場面はほとんどなかった。600m以上は登ったものの滑りは不発だった。なお、この日は、A・B班は終始、行動を共にした。
今回の宿は水沢温泉。自炊宿で、お湯は大変良いが、大所帯で宴会をできる場所がなく、食事は部屋ごととなった。4・5名であれば自炊も楽しいだろう。ただし、乾燥室はない。
Day 2:2025年2月23日
場所:乳頭山
参加者:野村(CL) +A班+B班
A班:結城(SL)、岡坂、岩崎、菅澤、加瀬、田中、川島
B班:Haco(SL)、ふくちゃん、ciaohiroshi、石黒、鍋倉、O氏
行程:乳頭温泉駐車場(770m)07:40-08:15孫六温泉(829m)-10:22田代平山荘(1275m)10:35-11:30乳頭山山頂(1478m)11:45-12:30田代平山荘(1275m)12:40-13:30 孫六温泉(829m)-13:40大釜温泉駐車場(781m)
前日と同様に6:30水沢温泉を出発。前の晩の積雪が30㎝を超えていて、途中で除雪車を追い越して、除雪の済んでいない道を進んで、大釜温泉まで行った。しかし、車を置かせてもらえる場所がない。結局、休暇村の駐車場に戻って車を停めて歩き出した。大釜温泉のあたりから、高い雪壁に囲まれた軽自動車でも厳しい幅狭の除雪道をシールを付けて歩き孫六湯まで行き、そのわきから登り始めた。
昨日よりは斜度のある部分があり、キックターンを使う場面もあった。そこでは、CLからの的確なアドバイスもあり、無事に、田代平山荘に到着。山頂はうっすらと見えてはいたので、山頂を目指すことにした。一方、山荘で一名が待機を希望したので、数名が小屋の中に入れることを確認し、小屋に入ってもらったうえで出発。山頂に近づくと風が強くなり視界もかなり悪くなったが、なんとか山頂にたどり着くことができた。しかし、皆で集合写真を撮る余裕もない悪天候。
山頂の直下の不安定で風もよけられない場所で、猛吹雪の中、滑走モードの準備をして、滑降開始。しかし、山頂直下は視界がなく、雪もがちがちでしかも凸凹していて、とても気持ちよく滑れる状況ではなかったが、A班から出発。多少のトラブルを経て、雪質と天候は改善したが、斜度が緩く、地形や木の密度の点からも滑走が楽しめる斜面ではなかった。ほどなく、無事に山荘に到着。
山荘からの帰路は、班ごとに分かれ、今度はB班から出発。以降も、斜度が足りずにトレースから外れると止まってしまうような状態で、トレースでスピードをもらってちょっとだけ新雪に入りまた戻るというような感じだった。B班が車を大釜温泉に運んだりしていると、ほどなくA班も帰ってきて、スムーズに合流して下山完了。
Day 3:2025年2月24日
場所:荷葉山
参加者:野村(CL)、結城(SL)、田中、川島、Haco(SL)、ふくちゃん、ciaohiroshi、石黒、O氏
行程:鶴の湯駐車場(585m)07:50-10:30滑り出しポイント(1120m)10:40-10:50(880m)11:05-11:50鶴の湯駐車場(585m) (800m)
3日目は、当初の予定は笹森山だったが、1日目の八合目小屋までが同一ルートだったこともあり、今回参加メンバーの数名が昨年に同宿から行って印象の良い荷葉山となった。3日目も6:30水沢温泉を出発。高い雪壁に両側を挟まれた、車一台がやっと通れる幅の急カーブの連続の道を経て、鶴の湯の別館の駐車場に到着。4台を停めさせてもらい準備をして出発。ほどなく川を渡る。昨年の2月末に来た時は、この場所で、スキーを担いで深さ数センチの川を数メートル、石を伝いながら渡渉した。今回は数メートルの高さの雪がありスノーブリッジができていて、なんとか、スキーを履いたまま渡ることができた。前回は、その後、取り付くのに苦労したが、今回は前回の経験を活かし、スムーズに取り付くことができた。途中、キックターンの連続となる急斜面もあったが、ラッセルを交代しながら順調に登っていった。途中、天気も良く、青空の青さと雪の白さのコントラストがとてもきれいだった。今回は、最終日だったのでピークは目指さず手前の1190mのピークを目指すことにしていて、実際にはその少し手前の1120mで登り終了とした。そこから標高差200mくらいは幅の広い斜度もまずまずの南東向きのオープンバーンで、雪煙を上げながら浮遊感を堪能できた。そのあとの林間は、木の密度は高めで、雪も重めではあったがそれなりに楽しめた。
このコースには890m付近にピークがあり、これをどう巻くかがポイントとなりそうだ。今回、下りでこの付近の緩い登りをシールなしで進み、地味に体力を消耗した。その後は、かなりの急な林間斜面を慎重に降りた。途中、派手に転倒するものもあったが、無事に下山。
今回、記録者は2年続けてこの山に登り、改めて滑り重視の山スキーには効率の良い山だと思った。が、今回は雪が深く、人は入っていなかった。厳冬期は、今回のように、ある程度の人数がいないとラッセルが大変だろう。コース取りも要注意である。