主な活動場所
船橋市公民館(中央公民館、海神公民館など)

 3月定例会報告

2024-04-01
3月31日(日)海神公民館でおこないました。

1,放課後ルーム予算
 新規事業として、①食中毒の予防のための保温保冷ボックス等を購入、②LED化(82ルーム)、がつきました。

2,職員の処遇改善
 昨年8月人事院勧告に基づく職員組合の交渉で、支援員・補助員の処遇改善がはかられれました。
 *時間単価(1月から 勤続年数による最高額) 
  主任支援員1,641円(+33円)、支援員1,551円(+43円)、補助員 1,195円(+83円)
 *一時金(6月から 週15時間以上勤務)年間で1.9ヶ月分増
 大幅な改善で職員不足がどこまで解消できるか期待いたします。

3,新待機児童対策プランの状況
<プランの内容>
 ○児童入退所管理システムの前年度データを元に、時間単位数値が定員に満たない分を定員割増し分に加算する。 
 ○学校特別教室などを学校と共用して使用し、定員数以上の児童の受け入れをおこなう。その際、短時間勤務補助員をあらたに配置する。
<現状>
 児童の生活環境の悪化、職員勤務の過密化の懸念があり、導入ルールについて職員との協議が継続中のため4月からの導入は見送られました。
 スタート時期については、職場の合意が整ってからとなります。
 市連協は待機児童解消は職員不足をなくし、増設によって解決するよう訴えています。職員が不足なまま児童の受け入れを増やすことは、詰め込みで生活環境が悪化するだけです。

4,3月議会のおもな動き
○新待機児童対策プラン(前述)について、「ルールが明確でない」「児童の環境悪化につながる」 「子供教室(船っ子))を充実させて待機児童を解消したらどうか」など、多くの懸念の意見が出されました。

 ○「放課後ルームと子供教室の一体的運営」(留守家庭児童を一般児童と一緒に受け入れる方法で、すでに他市で運営されていて、学童保育の機能が失われる実態がある)について、船橋市では困難と市が明言しました。

5,交流
 4年生の子どもが入所できず、市連協ホームページを見て参加された方が、現状について話をしました。
 「定例会に参加してルームをめぐる問題が分かった」「子どもを預ける基準について学べた」などの意見が出されました。