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株式市場、先物・オプション市場

 冴えない展開となるか!? ファストリ次第!?

2021-03-15
 おはようございます。
 
 東京でも異様に早い開花宣言が出たようだ。昨日もまさに春一番!(でもないが)のような強風だけど春らしい天気となった。株式市場もまさに春の嵐ということになりそうで、波乱含みとなっている。先物を買って現物を売るということで配当を先取りする動きが出てきていると思われ、その際に買いから入るか売りから入るかで相場の方向が決まることになる。
 
 持高調整と言えば持高調整であり、本来であれば、売り買いが拮抗するに過ぎないのだが、最近は配当先取りを「再投資」と言って買い材料として煽る向きもあり、動き始めると大きく動くということもありそうだ。ただ、米国金利の上昇が気になるし、米国の景気敏感株の買われすぎ、日本でも指数に影響の大きな銘柄の買われすぎ修正がまだまだ見られそうで、いったん売りになると大きな下落ということもあるかもしれない。
 
29,500円をあっさりと抜けて上値を試す動きとなった。決算月の持高調整で上値を買い上がるということでもないのだろうが、先物買い現物売りの持高を作る際に買いが先行してくれば30,200円や30,500円水準まで押し上げられるのだろう。逆に売りが先行してくれば、一気に28,000円程度まで下落するということもあるかもしれない。
 
SQ後の動きが買いとなり、方向が決まったということで一斉に買いが先行して大きな上昇となったものと思われる。何がどうしたということでないので、週明けから一転して売りが先行となり下値を試すということも、逆に買い上がる動きが続くということもどちらの可能性もある。
 
SQ後の動きは買いとなったが、ここから上昇するところではさらに高い行使価格のコール売りが有効ではないかと思う。既にストラングルの売りのポジションを持っているということであれば、ブル・ベアのスプレッドを作るということで良いのだろう。
 
3月SQと同様に4月限月も上値は重いと考えて、30,000円を超えるところでのブル・スプレッド、下落する懸念もあるので、逆に28,000円を割り込むかもしれないということでのベア・スプレッドを組むということで良いのだろう。
 
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