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株式市場、先物・オプション市場

 買い先行となりそうだが・・・ 28,500円をしっかりと抜けられるか!?

2021-05-25
 おはようございます。
 
 今日はいい天気で梅雨の晴れ間という感じだが、雷雨もあるかもしれないとテレビで言っていたようだ。株式市場も米国株高を受けて買い先行となりそうだが、最近は米国市場に反応しないこともあり、上値の重さが嫌気されると手仕舞い売りに押されるということにもなりそうだ。金融緩和の終了が懸念され、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないなかで利益確保、損失確定を急ぐような動きも出て来るのだろう。
 
 昨日の夕刊に伊藤忠の会長の話が出ていたが、従業員に優しい会社という印象を受けた。「株主のため」ということが大きくいわれる時代だが、「従業員のため」の会社であっても良いのではないかと思う。かつて在籍した会社で「株主のため」と称して親会社のために従業員をリストラして配当を出していた会社もあったが、本末転倒ではないかと思う。投資をする上では矛盾するようにも思われるが、「従業員に優しい会社」を株主として支えるという投資もとてもおしゃれで素敵なのではないかと思う。
 
28,500円を超える場面もあったが、結局は28,500円で打ち返された形となった。本日も再度28,500円を試す動きになるのだろうが、28,500円水準では上値も重くなるのではないかと思う。昨日のような買い急ぐ動きが見られても結局は戻り売りに押されることになるだろう。当面は引き続き28,500円水準を上値にした保ち合いで下値は28,000円水準になるのか、さらに27,800円あたりになるのではないかと思う。
 
米国市場が堅調、ナスダック指数が大幅高となったことから買われすぎ銘柄の修正安も一服となりそうだ。ただ、米国の渡航制限が発表されるなど新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないことなどから、経済への影響も取り沙汰され上値は重いと思われる。好業績ながらも手仕舞い売りに押されたものなどは買戻しや買い直しで堅調な展開が期待される。
 
昨日のように突然の買いが見られるケースが増えている。本日も昨日同様に寄り付き直後から買いが入るのかどうかということになるが、節目とみられる28,500円あたりでは上値も重くなると思われ、28,500円を超えたところで先物にまとまった買いが見られるかどうかに注目だ。
 
日経平均VIの低下が続いており、落ち着いてきそうだ。ただ、それでも買われすぎ銘柄の修正安はまだまだ続くと思われ、上値は重いと思う。28,500円を超えてさらに買われるところではコール売りやプット買いなどで対処したい。
 
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