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株式市場、先物・オプション市場

 米国市場は異様に強いが・・・ 日本市場はまだまだ上値が重い!?

2021-07-13
 おはようございます。
 
 梅雨も明けそうで明けないという感じだが、毎日どこかで「豪雨」となっているということは梅雨末期であることには違いない。株式市場も米国では高値更新が続いているが、異様に強い相場で明らかに買われ過ぎというところまで買われている。まさにバブル相場ということであり、バブルはいつ弾けてもおかしくないという状況だと思う。
 
 ただ、それにしても異様な買われ方であり、どうやってどこでバブルが弾けるのかが注目される。いずれ金融緩和が終了し、金余りが終わるということも見えているなかでの強気相場であり、まさにチキンレースと言ってもいいだろう。日本市場でも異様に買われすぎている銘柄も指数の見直しなどで調整となっており、まだ、日本市場の方が健全と言えるだろう。米国市場では何年かごとに大きな暴落に見舞われてバブルが弾けているのであり、そろそろ気を付けておいていいと思う。

28,500円が下値となるのか、上値となるのかということになりそうだが、まずは上値を試す動きとなりそうだ。28,800円あたりも節目となりそうで、そこまで到達しなくてもしっかりと28,500円を保てるのかどうかが注目される。一気に29,000円を超えてさらえに上値を試すということでもないのだろうが、28,000円台での保ち合いとなりそうだ。
 
米国株が引き続き堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も堅調な展開となっていることから本日の日本市場も買い先行となりそうだ。寄り付きからの買いが一巡となった後も値持ちのいい展開が続くかどうかということだが、積極的に買い上がるような材料はないものの買戻しを急ぐ動きは見られ、総じて堅調な展開が期待される。
 
日経平均VI(ボラティリティー・インデックス)が再度落ち着いてきたことでオプション戦略もやはり保ち合いを前提に考えて良いと思う。要は保ち合いの水準がどこかということであるが、これまでよりも上値は重くなると考えて良いと思う。
 
日銀の金融政策決定会合や決算発表などを控えて動き難いかもしれないが少なくとも日経平均は上値が重そうだ。銘柄入れ替えの問題や東証の市場変更などの問題から指数自体を買い上がるということが薄れ、指数が上がり難いということでコール売りなどをうまく利用して行くといいと思う。
 
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